必要取得単位数
SDMを修了するためには114 units以上の単位を取得する必要があります。
– 必修科目:36units
– 選択科目1(Sloan):27units以上
– 選択科目2(Engineering):27units以上
– 論文:24units
必須科目
SDMの必修科目はSDM Core(Foundations System Design & ManagementⅠ,Ⅱ,Ⅲ)のみで、1年目の秋学期・冬学期(IAP)・春学期にかけて行われます。SDM Coreでは、システムアプローチを活用して、大規模で複雑な技術・社会システムを構築・分析・運営するための手法を学びます。
講義は、大きくSystem Architecture、System Engineering、Project Managementの3本柱で構成されています。秋学期には、システムアプローチに関する基本的スキルの習得が中心となり、冬学期以降は、実企業と連携したグループ課題「Spring Project」において、それを応用していきます。「Spring Project」は、航空宇宙、自動車、鉄道、エネルギー、情報通信、医療など、幅広い産業分野の企業が、実際に抱える課題をチームで分析して解決策を提案するという実戦的な内容となっています。
選択科目
SloanとEngineeringの授業のうち、SDMが認定したものが、卒業単位にカウントできる選択科目として認められます。その中でも、特にSDMとの関連性が高い授業はManagement Foundation / Engineering Depthとして区別されており、一定単位数の取得が要件とされています。また、ManagementとEngineeringの授業数はバランスしていることが求められます(差分は、卒業段階で、通期の授業1科目分に相当する12単位までとしなければなりません)
SDMは様々なバックグラウンドを持つ学生が集まっており、各自の興味に応じて、フレキシブルにカリキュラムを設定することが可能です。例えば、航空宇宙やコンピュータサイエンスといった学問分野、気候変動やAIといったトピック、統計分析やリーダーシップといったスキルなどを軸として、自らが探求したい分野を重点化することが可能です。
卒業論文
SDMでは、卒業論文が必須となっています。学生は、卒業論文を監修する指導教官を自ら見つけ、指導教官との議論を通じて、卒業論文を執筆していきます。EngineeringやManagementに関するテーマであれば、トピックとして幅広く認められており、授業で学んだ内容を深堀りする学生や、所属企業の実課題に取り組む学生もいます。