日本でのサマージョブを希望する場合、9 月に授業が始まったと思ったら、もうBoston Career Forum があり、面接をいくつもこなすことになりますので、夏の間に自分の志望業種を固め、企業研究を始めておいた方がよいと言えます。
時期 | 内容 | 対象 |
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7-8月 | 東京でサマーをしている人向けに各社がレセプション
出席してコンタクト先を作っておくと便利ですが、参加しなくても特に不利になることはありません。 | 日本人 |
9-10月 | スローンのCDO によるCareer Core
その年の採用状況や、就職活動を始めるにあったってやるべきこと(就職先の選び方、自己分析、コンタクト先の作り方)などについて、CDO(Career Development Office)のオフィサーがプレゼンします。 | 全MBA |
9下-11月 | 各社がプレゼンテーション(on-campus careering)
コンサルティング・金融・大手製造業・大手サービス業を主体に主要企業の本社がスローンのキャンパス近辺でプレゼン・カクテルレセプションを行います。これは主にアメリカ、ヨーロッパ、non-Japan アジアでの就職を希望する学生を対象にしたものですが、その会社の基本的な情報を得たり、コンタクト先を作ったりするにはいい機会です。なお、東京オフィスは別途に活動する会社がほとんどです。 | 全MBA |
10下 | ボストンで日本人学生を対象にしたBoston Career Forum
日本人学生を対象にしたCareer Forum は世界各地で行われますが、ボストンでのForum は参加企業数、人数ともに世界最大で、全米、時にはヨーロッパからも学生が集まります。Career Forum にあわせて多くの外資系コンサルティング・金融の東京オフィスがボストンを訪れ、MBA 学生を対象にプレゼン、ディナー、インタビューなどを行います。 | 日本人 |
10中-11月 | 東京オフィスを拠点とする企業のインタビュー Boston Career Forum と前後して、外資系金融・コンサルティング・国内企業のインタビューが始まります。Career Forum 前後の2 週間はインタビューおよびディナーに忙殺されます。会社によって、Career Forum で面接を行い、その場で内定を出す企業もあれば、日を改めてボストン内のホテルで一次面接を行ない、後日電話・ビデオインタビューを行なう企業、NY で最終面接を行う企業など、さまざまです。(NY への交通費や滞在費は先方負担ですが、授業を休んでいくことになるため、かなりの負担になります。)うまくいけば、10 月-12 月くらいに内定が出ます。 | 日本人 |
11末 | レジュメ・カバーレター送付(on-campus careering)
東京以外のオフィスへのon-campus インタビューの申し込みです。 | 全MBA |
11-12月 | 会社訪問、インタビュー準備
NY などへOB に会いに行く人もいます。 | 全MBA |
12末-1月 | 東京で会社訪問
アメリカへ採用に来ない会社もあるので、冬休み中日本へ帰省する場合は会社訪問をして積極的にアプローチするとよいでしょう。また、冬休み前に内定をもらった会社の東京オフィスを訪問して、雰囲気を知るのもいいでしょう。 | 日本人 |
11-2月 | 外資系コンサルティング(東京オフィス)インタビュー
プレゼン後数回インタビューを行います。面接は年明けの1 月,2 月まで行わない会社が多いですが、11 月中に面接し内定を出す会社もあります。主な外資系コンサルティング会社は、ロードショーという形でこの時期リクルーティング担当者が全米各地を廻ります。ボストンに来るタイミングは会社によってまちまちです。 | 日本人 |
1下-2月 | スローンで各社がインタビュー(on-campus careering) 東京以外のオフィスで働きたい方は、他のスローン生とともにこの時期にインタビューを受けます。1月のIAP 期間中は、アメリカでのサマー・ジョブを希望する多くのスローン生(特に投資銀行、コンサルティング業界志望者)にとって、インタビューが度重なるストレスの多い時期になります。最初のインタビューはスローンで行い、2回目以降はNY 等の本社へ行かねばならないケースも多々見られます。 | 全MBA |
1下- | 製造業・サービス業・ハイテク関連等のoff-campus careering
アメリカの中堅・ベンチャー、ニッチインダストリーはここからです。他のアジアオフィスとは違い、東京オフィスは別個にリクルーティング活動をしている会社が多くon-campus リクルーティングのルートにはのらないので、直接東京とコンタクトをとる必要があります。またメジャーな会社でも、アメリカでプレゼンをしない会社もあれば、電話インタビューしかしない会社もあるので、キャリアフェアや帰省時など、一度は直接会うようにしたいものです。 | 全MBA |