ビザ関連情報は頻繁に変更される恐れがあります。必ずアメリカ大使館または領事館の最新の公式情報に従ってください。
学生としてスローンに留学される方はF-1(学生ビザ)あるいはJ-1(交流訪問者ビザ)を取得しなくてはなりません。また、同伴の扶養家族はそれぞれF-2、J-2 ビザを取得することとなります。
J-1 ビザは日米政府などから奨学金を受ける学生が対象となり、それ以外のほとんどの学生はF-1 ビザの対象となります。以下ではF-1 ビザの取得方法を記載します。(J-1 の場合は必要な書類がF-1 の場合と若干異なります。J-1 対象者の方は各自米国大使館にご確認ください。)
ビザは在日米国公館査証部によって旅券に貼付され、通常 5 年間数次に渡米できるビザが発給されます。また、目的も明示され、F-1 ビザには学校名が記載されます。申請が許可されると、ビザのシールと共にI-20 Student/Copy と財政証明書が入った封筒がホチキス止めされて返ってきます。これは入国に不可欠なので大切に保管してください。
申請手順(1) 必要書類
ビザ申請に必要な書類は以下の通りです。あくまで参考情報ですので公式Webサイトを熟読してください。
書類 | 備考 |
---|---|
パスポート | 米国での滞在予定期間に加えて6か月以上の残存有効期間があるパスポート |
ビザ申請書 (DS-160) | オンラインで作成。全ての申請者はそれぞれ作成する必要あり。詳細はこちら |
I-20 | 学校からの留学生資格証明書 |
財政証明書 | 滞在期間の費用をまかなえることを示すもの |
写真1枚 | 5 × 5 cm の大きさで背景が白色で 6 ヶ月以内に写されたもの。その他の詳しい条件についてはWebサイトを参照。 |
面接予約確認書 | 詳細は下記 |
その他補足資料 | あなたの留学の目的と将来の計画を述べた英文の陳述書と最終学歴の最後3年分の成績証明書等 |
申請手順(2) 申請料の支払い
Pay Easy 対応のATM, インターネットバンキングまたはクレジットカードを利用してビザ申請料金を支払うことができます。詳細は公式サイトを参照してください。
申請手順(3) 面接の予約
オンラインで予約を行います。事前にI-160の作成が必要な点にご注意ください。
繁忙期には面接待ちが数週間~数ヶ月に及ぶことが予想されます。早め早めに行動してください。なお、公式サイトでは渡米の3ヶ月前までに申請を行うことが推奨されています。
申請手順(4) 申請書を提出
面接の際、手順(1)で用意した申請書類一式を持参します。
ビザは面接後しばらくして郵送されてきます。ビザが発給されたら、必ず有効期間を確認してください。夫婦そろって2 年未満のビザが発給されたケースもあり、この場合すぐ米国大使館に訂正の手続を依頼すれば無料で訂正してくれます。
なお、「5 年間数次有効」といっても「5 年間有効」という意味ではありません。実際の滞在期間は米国の最初の入国地点の移民許可局が決定します。現在では原則 D/S (Duration of Status) が採用されています。この D/S とは、プログラムを終了する全期間の滞在期間が許可されることを意味します。
【入国審査時の失敗談】
・ビザの申請に利用したI-20に入国スタンプを押してもらえるよう気をつけましょう。私の場合、サマースクールのI-20とMITのI-20の両方を入国審査官に差し出したところ、(本来押されるべきではない)MITのI-20にスタンプを押されてしまいました。これは致命的なミスにはなりませんでしたが、後日いろんなところで説明を求められ、非常に面倒な思いをしました。
【T.K. MBA’06】
申請先および問合せ先
3つの在日米国公館のうち、申請者の居住地域を管轄する所に申請します。
アメリカ大使館 (静岡・長野・新潟 以東)
港区赤坂1-10-5
03-3224-5000
03-5354-4033 (ビザ・インフォメーションライン)
03-5570-5041 (FAX での問い合わせ)
溜池山王
在大阪・神戸アメリカ総領事館 (富山・岐阜・愛知 以西)
大阪市北区西天満2-11-5
03-5354-4033 (ビザ・インフォメーションライン)
06-6315-5930 (FAX での問い合わせ)
淀屋橋
在那覇アメリカ総領事館 (沖縄)
沖縄県浦添市西原2564
03-5354-4033 (ビザ・インフォメーションライン)
098-876-4243 (FAX での問い合わせ)