On-Campus

On-Campus に住む一番の魅力は、なんといっても多くの友達ができることです。一つのアパートに大体10-20 人程度のスローン生が住んでいて、同じアパートに住んでいれば顔を合わせる機会も多いので、毎日のようにお互いの部屋を行き来して一緒に食事をしたり、勉強をしたり、また休日に旅行に行ったりするかけがえのない友達を作る機会に恵まれます。また。スローン生以外のMIT の知り合いを作る機会にもなるでしょう

もう一つの魅力は、On-campus のアパートはOff-campus に比べて家賃が安く、家具つきのアパートも多いので経済的なことです。光熱費Wi-Fiがすべて込みで、インターネットもキャンパスのLAN 経由のためネットワークプリンタが使えます。らに、アパート内や近隣のアパートに住む学生との交流が盛んです。一方、すべての寮は一年間の居住をコミットする契約になるため、一年後には退寮し、新たに抽選に申し込まなくてはなりません。詳細は、こちらの Web サイトをご参照下さい。

2020年、特に子持ちの家族連れに対してMITからGrantが出る旨アナウンスがありました。詳細はこちらを確認ください。

Edgerton House

Edgerton House | Division of Student Life

MIT のメインキャンパスを横断してスローンまで徒歩20 分の距離のところにあります。

部屋には1 ベッドルームから4 ベッドルームまで4 種類あります。2 ベッドルーム以上の場合、ルームメートとリビング、キッチン、バスルームを共同で使い、ベッドルームはそれぞれに与えられます。キッチンには冷蔵庫、オーブンなどが備え付けてあります。TV のアンテナプラグはリビングにひとつあるだけなので、分配器をつけない人はルームメートとシェアすることになります。

各ベッドルーム、リビングは冷暖房完備で快適です。家具は自分で入れることになりますが、電気、水道などのユーティリティは家賃に含まれています。電話は各ベッドルームに備え付けられています。

寮内にはアスレチックジム、ランドリー、ビデオルーム、ピアノルームなどがあります。徒歩数分で大型スーパーのTargetやアジア系スーパーのH-MartがあるCentralに行けるため、買い物には便利です。

寮の向かいは原子反応炉です。

Warehouse/ Ashdown/ Sidney Pacific

The Warehouse | Division of Student Life
MIT Capital Projects: Ashdown House, Building NW35

Sidney-Pacific | Division of Student Life

キャンパスの西の方に並ぶ比較的新しめの寮です。寮内にはジムや大画面のビデオルーム、プレイルーム、ピアノ、バー(Ashdownのみ)などもあります。毎週木曜日にはCoffee Hour の他にも、ハウスマスターとの食事会や、野球観戦、ハイキングなどさまざまな寮内行事を通じて、他学部の学生との交流もできます。

部屋割りですが、2-3人でのルームシェアまたはStudio Apartmentの貸し切りが基本です。キッチンは各部屋に大きなものがあります。狭いので、人が側にいると勉強に集中できない方や、ルームメートとの時間調整に煩わされたくない方にはお勧めできません。逆に、ルームメートから英語を含め、色々なことを学んでみたい方には良い環境です。共有の勉強スペースは常に誰かが勉強しており、他の学生から刺激を受けることができます。

また、他の寮に比べて学生間の交流が盛んなようです。希望が通るとは限りませんが、Sloan の学生と同じ部屋にしてもらうようリクエストすることもできま(Sloan の学生は宿題が多く、他のMIT の学生と比較しても夜中まで起きている可能性が高いので)。

スローンまでは歩くと20分程度ですが、寮の前に無料のシャトルバスが止まるのでそれを利用する人が多いです。自転車があれば10分以内で通学できます。ロケーションはEdgertonに近いので、Centralへのアクセスが便利です。

Tang Hall

Tang Hall | Division of Student Life

Tang Hallの一番の魅力は相対的に低い家賃でしょう。3 人、4 人部屋はリビング、トイレ、キッチン共有、ベッドルームが個室です。二人部屋は個室が広いかわりにリビングはありません。電気、水道は家賃に含まれ、使い放題で、電気製品を多く使う方には大きなメリットでしょう。また、チャールズ川沿いに立っているので、川に面した部屋になれば、眺めは最高です。週末にチャールズ川でジョギングを楽しみたい方には絶好のロケーションです。

問題点としては、朝、トイレ、シャワーが混みます。このために30 分から1 時間早起きする必要があるかもしれません。最も、他のフィールドの人は朝の授業があまり多くないようなので、組み合わせによっては問題無いでしょう。
通学ですが、これは結構面倒です。普通に歩くと20 分以上かかり、天気が悪いと(雪、雨)25 分の距離です。ただし、夏場は20 分毎、冬場は10 分毎にシャトルバスがあり、スローンまで10 分程度で行かれます。また、自転車を購入する人も多いようです。

近辺は何もありませんが、最近はオンラインで何でも発注できるので困ることはあまりないでしょう。免許があればZipcarもすぐそばにあります。地下鉄はCentral/Kendallともに遠く、25 分位歩きます。Back Bayあたりに出たい場合はMass Aveまで歩いてそこからバスを拾うほうが早いです。

水周りはトイレがタンクサイズの関係でよく詰まります。ベッド、たんす、机は備え付けですが、明りはありません。到着後、すぐに用意しないと夜は真っ暗です。冷房がついていないので、猛暑の折には、4 人部屋で窓を開け放して全員裸で寝たというような話も聞きます。ちなみに3、4 人部屋では角部屋が他の部屋に比べてかなり広く、ネゴの余地があればお勧めします。また、高層階からの眺めは絶景です。

Westgate

Westgate Apartments | Division of Student Life

Tang Hallの真横に位置する家族向け寮です。17階建てのHigh Riseと3階建てのLow Riseから成り、1-bedとStudio Aprartmentがあります。近隣の住環境はTang Hallと同じですが、部屋は比較的広く快適に過ごせます。冬はセントラルヒーティングで暖かいですが、夏はA/Cを自分で購入/取り付けする必要があります。早めにコミュニティのメーリングリストやSlack, Whatsappに登録し、ムービングセールを待つと良いでしょう。

中庭には児童公園があり、夏には緑、秋には紅葉が楽しめ、時折リスがベランダを散歩していることもあります。キャンパス内にあるためMIT ポリスも巡回しており、比較的安全なところです。お子様のいらっしゃる方にはお勧めできます。子供達の声があちらこちらから聞こえてきて、大人も子供を通していろいろな国の人々と知り合うことができます。毎日が楽しい英会話のレッスンになります。また行事に合わせた楽しいパーティー等も開かれます。

Westgateに限らずキャンパスの西の方の寮に住むメリットとしては、帰りがけに学内バーのMuddy Charlesやジム、Student Centerに寄りやすいというのがあると思います。キャンパス東端にあるスローンの近くに住んでいるとそこだけで生活が完結してしまうことも多いので、MITをよりよく知るためには西側がおすすめです。

Graduate tower at site 4

2020年に新しく建設予定の寮です(現在COVID-19の影響で工事が遅延しています)Kendall駅及びスローンに近く、部屋も新築でキレイ、かつ高層階は眺めも素晴らしいという触れ込みで注目を集めています。懸念点は家賃の高さ。Off-campusに比べると安いとはいえ、他の寮の1.5-2倍の家賃がかかります。この建物のオープンに併せて今までスローン近くに建てられていたEastgateが新規受け入れを中止しました。

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