LFM – プログラムの特徴

LFMプログラムの特徴は以下の4項目です。

代替

MBA and MS

LFMersは全員マネジメント専攻と、もう一つ他にエンジニアリングの専攻を持つことになります。エンジニアリングの専攻として選べる学科は以下のようになっています(2003年現在)。詳細は公式ホームページを確認してください。

  • Aeronautics and Astronautics
  • Civil & Environmental Engineering
  • Mechanical Engineering
  • Material Science & Engineering
  • Electrical Engineering & Computer Science
  • Chemical Engineering
  • Ocean Engineering
  • Engineering System Division

MITでは学科間の単位互換はかなり自由が効くので、他学科の授業やHarvardとの共通科目などを比較的簡単にとれます。その結果、例えば工学部ではChemE(化学工学)に籍を置いてHealth Science and Technology ProgramやBioengineering Divisionの授業を集中的にとり、SloanではEntrepreneurshipや技術マネジメント関連の授業を選択して、卒業後はBiotech Start-upでBusiness Developmentの仕事をすることを目指す、なんて学生が沢山います。

Financial Support

LFMはアメリカ製造業の復興を目指して設立されました。現在も30を超える会社からのサポートを受けています。これらの会社からのサポートの一部は、奨学金という形でLFMから学生に支給されています。その結果2003年時点ではLFMの全学生が学費を全額支給されるという厚待遇を受けています(奨学金の条件等については今後変更される可能性があります)。なおスポンサー企業に就職することは自由ですが、強制されることはありません。さらに、スローンスクールの敷地内にはLFMers専用のオフィスがあり、一人(又は二人)に一台の間仕切付デスク、LFM専用の会議室などの設備が整えられています。勉強はきついですが、そのための環境は完璧に整えられています。

小規模クラス

LFMプログラムの定員は約45-50名。一年目の6~8月の夏学期期間中はこの50人で毎日一緒の授業を受け、ずっと行動を共にします。毎週金曜日の夜、しんどかった一週間の終わりには、”Happy Hour”と称して、クラスのみんなでCambridgeやBostonのBarに飲みに繰り出したりします。結果的にクラスの結束がものすごくカタい!9月の秋学期からは通常のMBAプログラムの新入生約350人と合流して、一気に友達も増えるのですが、その後もLFMersでチームを作ってMITのスポーツリーグに参加したり、クラスのみんなで何かする機会が非常に多いです。普通のビジネススクールとは一味違った友達づきあいを楽しむことができます。

Committee

LFMプログラムの特徴の一つとして、プログラムの運営に学生が直接関われるということがあります。LFMにはCo-director 2名を含め、数名のAdministration & Faculty Staffがいるのですが、彼らやスポンサーカンパニーの皆さんにまざって、LFMの将来ポリシーやカリキュラム、LFMにおけるLeadershipやDiversityなど、特定のテーマについて議論し、アクションプランを作り、プログラムの運営に反映させることができるのです。LFMにはアドミのメンバーと学生有志から成る”Committee”がおよそ10程度あり、実際のプログラムの運営を行っています。現在は、カリキュラム全般を改良するCurriculum Committee、LFMersへのリーダーシップ教育を考えるLeadership Committee、学生やスポンサーカンパニーの多様性向上を担うDiversity Committee、LFMers向けに各界の著名人の講演を企画・実施するPro-seminar Committee、冬に行われるプラントツアーの企画・実行を担当するPlant tour Committee等があり、それぞれ忙しい授業の合間に会合を重ねながらプログラムの運営を行っています。

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