ID | タイトル |
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15.900 | Competitive strategy |
15.910 | Innovation strategy |
15.900 Cometitive Strategy
時期 | 内容 |
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2008春 (Full) |
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ケーススタディーを通して企業戦略を学ぶクラス。一応、分析を行うためのフレームワークは学期の初めに2、3提示されるが、教授が「フレームワークなんて実際にはほとんど役に立たん」という信条をお持ちのため、フレームワークがそれ以上増えることはない。 教授のケースディスカッションをリードする腕前はまあまあ。そのため、生徒がどれだけケースを読み込んできているかによって、その日のクラスの質が決まることが多く、ボラティリティーが高い。 教授は非常に快活でクラスの雰囲気は良い。 【A.E. MBA’09】 | |
2011春 | ![]() ![]() |
ストラテジーの入門授業。ストラテジー分野で、MBAとして最低限押さえておくべき理論を習得します。 授業の構成は、業界分析・事業戦略分析・業界動態分析・その他各論の4部構成となっており、各部で以下のフレームワーク/トピックをカバーします。 1. 業界分析: 5 forces分析、 Value Chain分析 2. 事業戦略分析: 低価格戦略、高付加価値戦略、ネットワーク優位性の活用 3. 競争動態分析: ゲーム理論、柔道戦略、消耗戦 4. その他各論: カルテル、共謀、(各事業部門を越えた)全社戦略 毎回の授業では、ケース1本と当日カバーされる予定のフレームワーク解説資料1-2本を事前に読んでおき、当日クラスディスカッションの中で、フレームワークを適用してケースを分析していきます。(もちろん、単なるフレームワーク適用に止まらない、オリジナルの議論を展開することも奨励されています。)Yin教授はHBSでもStrategyを教えていた経歴を持ち、テンポ良く授業が進みます。 |
15.910 Innovation Strategy
時期 | 内容 |
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2011春 H2 |
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イノベーションをどのように市場に広めていくか、そしてどうやってイノベーションからお金を稼ぐか、を教える、テクノロジー・アントレプレナーシップに強いMIT Sloanらしいクラス。アントレプレナーの視点から同様のトピックを扱っているEntrepreneurial strategyというクラスもあり、こちらはどちらかというとEstablished firmがどうやってイノベーションをコントロールしていくか、という視点。具体的な内容は下記の通り。
– Technology S curveとMarket S curve…How to manage the technology diffusion テクノロジーやアントレの機会が身近にあるMITだけに、参加者の興味も高く、かつTopicとしても比較的新しい領域のものが多く面白い授業でした。「どうやってInnovationを起こすか」という、比較的ファジーになりやすい議論ではなく、「ある技術を持っているアントレプレナーが、どのようなAllianceを大企業と結ぶべきか」「風力発電をさらに拡大していくために、GEが今すべきことは何か」「Open sourceからどうやって金を稼ぐべきか」など、地に足付いたManagement issueを議論出来ました。教授が非常に熱心だったこともあり、毎回の議論もかなり白熱し、かつリーディングもAkamai, Qualcom, 風力発電, 遺伝子組み換え食品などの新しいものが多く、いわゆる旧来的なStaticな戦略論ではなく、新しいテクノロジーを前提とした戦略論を議論出来ました。 MOTなどに興味のある方には特におススメです。 【Y.M. MBA’12】 |