ID | タイトル |
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15.615 | Basic Business Law for the Entrepreneur and Manager |
15.617 | Basic Business Law, Tilted Towards Finance |
15.615 Basic Business Law for the Entrepreneur and Manager
時期 | 内容 |
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2008春 (Full) |
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米国でのビジネスに関する法律の基礎知識を、起業家の観点から学ぶ、というスローンでは変わったクラスですが、隠れた人気クラスです。ハーバードケネディスクールで長年教鞭を取っていた弁護士のJohn Aculaが教えますが、早朝の授業(8:30)という点を除けば、満足度の高いクラスでした。授業では、法律、契約、独禁法、雇用、訴訟、倒産、特許等に関する基礎を学びます。また、ゲストスピーカーによる、起業のために旧雇用主を退職する際のトラブル、法律の観点からの起業のイロハ、ベンチャーキャピタルとの契約次項、IPO等、実践的な講義も楽しめました。中間試験はグループでのケース分析、期末試験は個人でのケース分析ですが、ほぼ過去問と同様の内容のため、授業をしっかり聞いていれば問題はありません。尚、半期で履修するというオプションもあるのですが、この場合習得単位は6単位ではなく何故か5単位となりますので注意が必要です。(6単位と思い込み、危うく卒業単位が足りなくなる、という人が散見されました)【G.M. MBA ’08】 |
15.617 Basic Business Law, Tilted Towards Finance
時期 | 内容 |
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2008春(Full) | ![]() ![]() South-Western College Pub. |
元渉外弁護士だった教授による授業。H1の間はCase中心の基礎編、H2の間は弁護士のゲストスピーカーによる実践編といった形で構成されていました。過去にはM&AやIPに特化した授業も行っていたようですが、今年は、まずは民法(のうちの「Contract Law」「Property Law」「Tort Law」)の基礎をさらった後、会社清算、M&A、AntiTrust、IPO、会社買収、IP、PE、後は最新のSubPrime関連と、FinanceのTransaction全体が題材でした。法律文書を読むのは最初は多少骨が折れますが、内容の分析というよりはストーリーを追うのみで良いとされているため、慣れれば問題ありません。グループで取り組むMid Termと個人に課せられるFnalの二つのTake-home Examが課されました。15.434 Advanced Corporate Financeや15.431 Entrepreneurial Financeと内容は多少被ります。ちなみに私はFinance、Law共にバックグラウンドはありませんでしたが、楽しめた授業でした。(朝8時半からだったということを除けば。。。) 【M.I. MBA ’08】 ファイナンスに強いことでも知られるMIT Sloan Schoolですが、こちらは、John Akula教授が教えるファイナンスにまつわる法律の授業になります。Akula教授はこの他にも、起業家向けの「Basic Business Law for the Entrepreneur and Manager」、昨今の市況及び金融危機に対応した「The Subprime Crisis – Legal Framework and Response」、といった2つのコースを教えています。 |