Class of 2028

#業界最終学歴入学時年齢
1金融法学部(学士)35
2鉄道工学系研究科社会基盤学専攻33
3金融(投資銀行部門)
法学部
26
4金融(投資銀行、公的金融機関)経済学部(学士)29
5金融33

体験記 (1)

項目プロフィール
コースMBA
性別
年齢35
最終学歴法学部(学士)
職歴12年

はじめに

はじめまして。私は日本の大学を卒業後、日系金融機関で12年勤務し、今回社費派遣生としてSloanに進学します。後段にもあるとおり、SloanはR2で出願もウェイトリスト入りし、最終的に6月に繰り上げ合格となる等、1年以上に及ぶ激動の受験プロセスを経験しました。

Why MBA?

ゼネラルマネジメントとしての素養の獲得
AIによるオペレーション変革ももちろんですが、AI時代の組織マネジメント・人材開発に興味があり、色々なリソースを活用して知見を深めたいと考えています。

Why Sloan?

MITとしてのエコシステム、クラスルームでの学びをスモールスタートで実際の取り組みとして立ち上げられる環境、コラボレーティブなカルチャー

受験スケジュール

2025/03 社費生選考の合格通知
2025/04 IELTS7.5取得→GMAT/GREに移行、併せてレジュメ・キャリア棚卸を開始
2025/06 GRE1回目撃沈(145/169)
2025/07 GRE2回目撃沈(148/166)
2025/08 R1校出願
2025/09 GRE3回目(150/168)意気消沈しつつもSloan含むUSビジット実施
2025/11 GRE4回目(152/168)
2025/12 GRE5回目(158/170)最終回で模試でも見たことない点数が出る
      R1で受験した3校から合格受領
      Sloan含むUS3校にR2で出願
2026/02 R2の3校面接
2026/04 MIT(1年制オファーあり)WL、その他US校もWL+不合格と厳しい結果に
      推薦者・在校生からサポートレターを頂く
2026/05 MITはR3も繰上りならずWL継続、この時点で他US校想定で渡航準備開始
2026/06 突如MITアドミッションから連絡あり、合格受領

TOEFL/IELTS

基礎となる英語力を高めつつ、4技能の点数が揃うまで受け続けることが重要と感じます。今までは留学経験なしの受験生にとってはIELTS一択だったと思いますが、TOEFLとの換算が変わってきていたり、TOEFLも形式変更で易化していると聞きますので、最新の情報や学校の方針をフォローしつつ対策をしていくことをお勧めします。

GMAT/GRE

GMAT/GREの選択に関しては、中学受験あり/大学受験なしというプロファイルや、数学の取り組みやすさ、パワープレーで何とかなりそうなVerbal、日本の試験形態への近さ(見直しが可能)を踏まえてGREを選択しました。

GRE Mathは取り組みやすいですがひっかけも多いので、とにかくケアレスミスを減らすことに注力しました。
Verbalは最後まで苦労しましたが、単語のベースを時間をかけて築きつつ、長文読解のコツを量をこなすことでつかむことで、ブレークスルーを迎えたと感じる瞬間がありました。(メジャーリーガーの菊池雄星選手が「練習はただの反復ではなく、コツを掴むためにやるもの」と言っていましたが、まさにそんなイメージです)

Essay/Interview

勤続年数が長く、国内と海外、営業~経営企画等幅広い経験があることをアピールしました。その中でも、キャリアや課外活動における意思決定が学生時代の原体験をベースとした一貫したコアモチベーションをベースに行われていることが伝わるように工夫しました。

出願パッケージについてはそれぞれの要素における役割や伝えるメッセージを明らかにしつつ、最後には自分という人間が過不足なく表現できているかを確認することを意識しました。

非ネイティブなので、話す内容のブラッシュアップと、実際のアウトプットのサイクルを多く回すことを心がけました。インタビューは、ベースの英語力に関わらず、かけた時間とクオリティに強い相関があるように感じます。複数のカウンセラーの他、他の受験者の方とも数回Mockを実施しました。面接練習は100時間を超えるとブレークスルーがあると聞きますが、その通りかと思います。

その他

受験戦略や各学校が求めている人材や合格者のトレンドは短いスパンで変わっていくので、常に新しい情報に接しているカウンセラーや界隈関係者とコンタクトをとることをお勧めします。

最後に

私の場合は高い年齢や差別化の難しいバックグラウンドの中で、自分なんかが受かるのかと常に思いながらプロセスを進めてきました。一方で自分の過去の意思決定を振り返ってひとつずつ整理していくとやはり根っこの自分が見えてきますし、それを自分の言葉で表現することで思っていたよりもずっと自分のバックグラウンドを評価いただけたものと感じました。年齢やGPAや過去のイケてない時期も変えられないので、コントロールできる要素にフォーカスして、淡々と準備を進める。そんな道のりが必ずや皆様それぞれの合格に繋がっていくものと思います。応援しています!!

体験記 (2)

項目プロフィール
コースLGO
性別
年齢33
最終学歴工学系研究科社会基盤学専攻
職歴9年

はじめに

私はLGO(Leaders for Global Operations)というMBAとMaster of ScienceのDual Degree Programに進学し、6月から授業を開始しています。
少し通常のMBAプロセスとは違うかもしれませんがご参考になりましたら幸いです。

Why MBA?

・これまでの経験値が通用しない環境に入ったほうが、ジャンプアップできると思ったため。
・将来を見据えて経営の基礎を体系的に学びたかった。また、AI時代に対応していけるだけの技術基礎を身につけたかったため。

Why Sloan?

・Sloan自体に興味があったというよりは、可能な限りネイティブに囲まれて英語を使わざるをえない環境、かつ技術者としての力もさらに付けられる環境を探していました。その中で見つけたLGOに強く惹かれました。

受験スケジュール

・2023年8月 IELTS勉強開始
・2025年1月 社費留学内定
・2025年4月 GRE勉強開始
・2025年5月 IELTS O.A7.5達成 ※セクション別最低スコア6.0
・2025年6月 GRE初受験(V 147 Q 170)
・2025年9月 GRE 3回目(V 153 Q 165) ⇒ 初回受験スコアとともに出願
・2025年9月 IELTS O.A7.5 達成 ※セクション別最低スコア6.5 ⇒出願スコア
・2025年11月 MIT LGO出願
・2025年12月 その他スクール出願
 ※出願先:HKS(MCMPA), Goldman, Harris(MSCAPP), CMU(MSPPM), MIT SDM MIT MST
・2025年1月 MIT LGO・MIT SDM面接
・2025年2月 MIT LGOより合格通知受領

(参考)MIT LGO以外の合否
 合 格:MIT SDM, Goldman, Harris(MSCAPP), CMU(MSPPM)
 不合格:HKS(MCMPA), MIT MST

TOEFL/IELTS

O.A 7.5 (L7.5 R8.5 W7.0 S6.5)

GMAT/GRE

・LGO以外にMBAを受けていなかったためGREを受験しました。
・Qには苦労せず、6月の初受験でQ170をとることができました。
・一方でVには非常に苦労しました。AGOSのオンラインGREコースを実施したほか、Official GuideとVerbal Reasoning専用の問題集で問題になれました。語彙についてはAGOSの教材の単語、Manhattanのカードデッキでの単語、演習過程で出会った単語を覚えていきました。
・結果、3回目の受験で何とかV153を取得できました。ただ、この日はVで疲れ切り、Qはなんと165でした。
・LGOのAdmissionチームに確認したところ複数スコアを受け付けるということで、初回スコア(Q170)と3回目のスコア(V153)を提出しました。

Essay/Interview

・Essayは公共政策系で有名なPaul Kallender氏と契約。ほぼすべてのメール・エッセー添削が24時間以内に返していただき本当にありがたかったです。また、添削過程で自分に関する深堀もかなりできたため、自分自身の経験に基づく価値観や人となりをすべてエッセーに表現できたと思っています。
・受験校の中でLGO(Sloan)のみ、1分間で自己紹介をするビデオエッセーがありましたが、後にLGOのInterviewerや採用担当者等、多くの方がこの動画をほめてくれたので、これが一番合格に寄与したと思っています。
・Interviewでは基本的なこと(志望理由等)と、レジュメについて一通り話せるようにしました。また、LGO(Sloan)はインタビュー前に追加エッセーを求められましたので、そのエッセーについての深堀にも耐えられるように準備しました。実際のインタビューでは対策していたもの(7割程度)についてはそれなりに回答できましたが、レジュメの深堀等対策が行き届いていなかった部分には十分こたえられませんでした。

その他

LGOが第一志望であったので、説明会にはほぼ出席したほか、数回質問をしたりメールでアドミッションに問い合わせをするなど、志望度の高さも示しました。正直、私の英語レベルでは全く合格水準には達していないと思いますが、こういった泥臭さも合格につながったかもしれません。

最後に

私自身、何度も心折れそうになりましたが、本気で頑張ると夢もかないました。
ぜひ最後まであきらめずに頑張ってください!

体験記 (3)

項目プロフィール
コースMBA
性別
年齢26
最終学歴法学部(学士)
職歴4年

はじめに

この度はMIT Sloan に興味を持ってくださりありがとうございます。
私は新卒で金融業界(投資銀行部門)に入り、カバレッジやM&A執行を経験しながら今年で5年目となります。
社費/私費のステータスは直近で変更になりまして、元々受験時は勤務先からの社費派遣生として受験をしており、その前提で合格をいただきましたが、その後勤務先とも相談し現在は休職のうえで私費留学を予定しております。
受験期間を振り返って、最も大きなハードルとなったのはGMATのスコアメイクでした。元々の英語力自体は、10代で初めてIELTSを受験した際にOA7.5を取得したレベルでしたので苦ではないのですが、GMATは時間配分戦略が難しく、時間をかけてもスコアが思うように伸びずに苦戦しました。

Why MBA?

幼少期からグローバルにキャリアを築く人生への強い憧れがある一方、海外での勤務経験は一度も無く、「日本にいるからこそクロスボーダーの業務をこなせると評価してもらっているが、海外で言語のAdvantageが無い状態で勝負しても同じようには通用しないのではないか」という危機意識を持っていたため、海外オフィスへの転勤とMBA留学の両方を検討しました。

その後、長期的なキャリアを考えた際、現職での業務以外に関心を持てる領域もあったことから、選択肢を広げるという観点では経営や先端Tech業界に関する知見を深化すると共に、Public Speaking等、場所を問わず世界で通用する人材になるために必要なソフトスキルを体得したいと考え、現職の延長となる海外転勤ではなくMBAを選択しました。

また個人的に、社会人になっても(いい意味で)貪欲に成長機会や新たなコミュニティでのネットワーク機会を求めて行動する先輩方への憧れがありましたので、MBA界隈ではまさにそういった方々に多くお会いできたことも決め手となりました。

Why Sloan?

トップ校であればどこもカリキュラムの質には大差はないだろうと思いつつ、合格校の中では以下のポイントを踏まえMITに進学を決めました

・面接前にData Driven DecisionやData Visualization Essayの提出を求められる点が特徴的で、データをどうビジネスの意思決定に落とし込むか?に重きを置くSchool Principleへの共感
・MIT全体に対するGlobalな認知度
・Techに強く、M&A後のPMIやOperation等、Tech経営におけるRealismを学べる
・面接やApplicationの難易度(≒入学後の周りのレベル・自分の成長余地)
・Boston(治安・物価・HBSとの協働)

受験スケジュール

2025/4: 社費MBA内示、受験プロセス開始。早々にカウンセラーと契約し、1ヵ月間GMAT用の単語暗記に集中
2025/5~: GMATの勉強や模試受験を開始
2025/6-7: IELTS8.0, GMAT655, EA162
2025/9: R1で1校出願
2025/10: 面接&キャンパスビジット
2025/11: 合格。1月出願に向けGRE勉強を開始
2025/12: GRE V159 Q168
2026/1: MIT含む5校出願
2026/2-3: 面接
2026/4: MIT等合格

TOEFL/IELTS

IELTS OA8.0 (L8.5 R8.5 W7.0 S7.5)。10代の時に受験経験があるため対策は特にせず当日過去問に目を通す

GMAT/GRE

社費生であれば特に業務と並行しながらの学習となり、とにかく効率的に進める事が重要と思いますので、GMATもGREもまずは単語を集中暗記して土台を作ってから模試や問題演習に移ったことは良かったと思います。

教材・スクール:

  • G-PREP中山先生(分からない問題は五月雨に連絡してもメールで回答くださったり、模試から本番への点数落差が激しい時は一緒にレポートをみて分析してくださったり、点数が上がらず落ち込んだ時のメンタルサポートまで頂きました。的確なアドバイスをくださりながらも、「一部の人にとっては喜んで勉強を止めるような点数ですよ」と前向きな言葉をかけてくださり本当に有難かったです)
  • OG全般、Manhattan Prep
  • Anki

Essay/Interview

エッセイ:Johnと9割完成させたうえで、Edにもレビューをしてもらっていました。Johnは顧客数を限定しているためレスも早く、また字数削減や校閲的な作業も素早くやってくれたので助かりました。Edは自分的に出来がいいと思ったものも、結構大きく修正されて返ってきて途方に暮れることもありましたが、完成版を見ると格段に良くなっており、熟練カウンセラーの腕を感じました。なお本命校についてはJessica Kingにも単発でレビューをお願いしました
Interview:基本はメインのJohn, EdやJessicaと複数回練習しつつ、NishやSteve、Adamにもお願いしました。また空き時間は会社の英会話サービス(Skima Talk)でも模擬練習をしたり、Edのコミュニティで見つけた同じ受験生の方と一緒に練習していました

その他

10月にキャンパスビジットをしましたが、現地で先輩方と直接お話したり、授業を受けたり、街を散策すると、校風や自分とのFitがはっきりと見えてきてモチベーションアップに繋がりましたのでお勧めです。

最後に

思い通りにいかない瞬間もあると思いますが、MBA受験生は社会人になってからも成長や新たな視点を求めて行動できる素敵な方々ばかりなので、そういったコミュニティに出会えただけでも既に挑戦してよかったと感じています!

私自身、受験期間は先輩方に沢山お話を伺ってサポートとモチベーションをいただきました。お力になれることがあれば、お気軽にご連絡ください!

体験記 (4)

項目プロフィール
コースMBA
性別
年齢29
最終学歴経済学部(学士)
職歴6年

はじめに

はじめまして!金融(投資銀行と公的金融機関)で合計6年ほど働いた後、私費で受験しました。小学校高学年から中学にかけて5年間ほどを北米で過ごし、海外大学を卒業後、主に東京で働いてきました。この体験記が、受験を検討されている皆さまの助けとなれば幸いです。

Why MBA?

投資銀行でアドバイザリー業務に従事した後、国際機関に転じ、途上国向けの融資業務に携わってきました。公的金融機関で実務を重ねる中で、経済的合理性と開発インパクトを両立させることの難しさを実感し、この課題により深く向き合いたいと考えるようになりました。また、多様なバックグラウンドを持つ同僚やクライアントと働く中で、組織や案件を動かしていく上でのリーダーシップやマネジメントスキルの必要性も強く感じるようになりました。

これまで実務の中で身につけてきたスキルをより体系的に学び直し、加えてグローバルな環境で異なる視点を持つ仲間と切磋琢磨することで、次のキャリアステージに進むための土台を築きたいと考え、MBA進学を決意しました。

Why Sloan?

Sloanを選んだ理由は主に二つあります。一つ目は、インパクト関連のリソースの充実さです。自分の関心に沿った研究プロジェクトに携われる可能性や、SEIDをはじめとするクラブ活動を通じて、同じ志を持つ仲間とのネットワークを築ける環境に魅力を感じました。二つ目は、AdMIT Weekendで実際に在校生や他の合格者と交流した際に感じたカルチャーフィットです。落ち着いた雰囲気が、自分に合っていると感じました。

受験スケジュール

2024年8月: コンサルタントやGMAT/GREについて調べ始める
2025年9月: R2受験を決断、コンサルタントとEssayのためのブレインストーミングを始める
2025年10月: GMATからGREに方向転換、MBAイベントで出会った仲間と勉強、志望校を絞るため卒業生の方々に相談
2025年11月: GRE受験
2025年11月~12月: Essay準備
2026年1月: 出願
2026年3月: インタビュー実施
2026年4月: 合格通知

TOEFL/IELTS

海外大学卒業のため免除

GMAT/GRE

もともとはGMATに向けて勉強していましたが、途中でGREに切り替えました。どちらのテストが自分に合うかは人によって違うので、本格的な対策を始める前に両方の模擬試験を一度受けて、相性を確認することをおすすめします。

Essay/Interview

<Essay>

Essayはブレインストーミングから始めました。自分のキャリアや経験を棚卸ししながら、どのストーリーをどのエッセイに使うかある程度整理し、その上で書き始める形です。ただ、完璧に構想が固まっていなくても、書き始めることでアイデアが浮かんでくることもあるので、ブレストと並行して手を動かしてみるのも一つの方法だと思います。
Video Essayについては、奇をてらった内容にする必要はないと思います。等身大の自分を伝えることが一番大切だと感じました。

<Interview>

想定質問に対するスクリプトを事前に準備し、模擬面接を繰り返して本番に備えました。一言一句覚えるというよりは、伝えたいポイントを押さえた上で、自然に話せるよう繰り返し練習することを意識しました。Interview時期は受験プロセスの終盤にあたり、疲れが溜まってくる時期でもありますが、ラストスパートと思って乗り切ることが大切だと感じました。

最後に

MBA受験は想像以上に時間とエネルギーを要するプロセスでした。年ごとに環境も変わり、合否も最後までブラックボックスなので、なかなかつらい時期もあるかと思いますが、体調にはくれぐれもお気を付けて、最後までやり切ってください。皆さまの挑戦を心から応援しています。何かお力になれることがあれば、ぜひお気軽にご連絡ください。

体験記 (5)

項目プロフィール
コースMBA
性別
年齢33
最終学歴
職歴9年

はじめに

この度は、MIT Sloanにご関心をお持ちいただき、ありがとうございます。私は金融出身、私費というバックグラウンドで受験しました。
MBA受験生、受験を検討されている方のご参考になれば幸いです。

Why MBA?

新卒から現在まで同じ会社で勤務し、金融に関わる複数の業務を経験してきました。その中で専門性を深める一方、同じ組織・業界に長く身を置いてきたからこそ、これまでとは異なる環境に身を置き、新しい考え方や方法論に触れる必要性を強く感じるようになりました。

特に、グローバルな金融市場で用いられる投資・企業価値向上の手法や、変化を起こすためのマネジメントを、実践的かつ体系的に学びたいと考えています。多様なバックグラウンドを持つ仲間と議論し、自分とは異なる視点から課題を捉える経験を積むことも、今後のキャリアに不可欠だと考えました。

MBAを意識するようになった大きなきっかけの一つは、海外大学院での学びを経て、広い視野と強いリーダーシップを持って活躍されている尊敬する上司の存在です。その姿に触れる中で、自分自身も未知の環境に飛び込み、金融の専門性に加えて、組織や人を動かす力を身につけたいと考えるようになりました。

将来的には、金融を通じて企業や社会により大きな価値を提供できる人材を目指したいと考え、MBAへの進学を決意しました。

Why Sloan?

MIT Sloanを志望した最大の理由は、金融に関する学びと、実践を重視するAction Learningを通じて、これまでの業務経験だけでは得られなかった視点や経験を、ハンズオンで身につけられると感じたためです。

これまで金融分野で働く中で、専門性を深める機会には恵まれてきました。一方で、急速に変化する市場や企業を取り巻く環境の中では、従来の枠組みだけでは捉えきれない課題も増えています。MIT Sloanには、金融を深く学ぶ機会に加え、Finance Labをはじめ、実際の課題に向き合いながら学ぶ場があることに強く惹かれました。教室で得た知識を議論にとどめず、多様なバックグラウンドを持つ仲間と協働し、意思決定や実行まで経験できる環境は、自分が特に求めていたものです。

また、テクノロジー、起業、科学といった多様な領域に近いMITならではの環境にも魅力を感じています。金融の専門性を軸としながら、異なる分野の考え方や方法論に触れることで、将来より大きな価値を生み出すための視野を広げたいと考えています。

加えて、家族とともに留学する私にとって、生活環境も大切な要素でした。学びに集中できる環境と、家族が安心して生活を築ける環境の両方を考えた際に、Cambridgeは非常に魅力的な場所だと感じました。MIT Sloanであれば、学び、家族との生活、そして将来につながる挑戦を、最も前向きな形で両立できると考えています。

受験スケジュール

2024年12月:社費プログラム合格

2025年3月:IELTSスコア取得 (O.A.7.5)

2025年7月:EAスコア 169 取得

2025年9月:Round1出願

2025年11月:GMATスコア 695 取得

2026年1月:Round2出願

2026年2月:MIT 面接インビテーション受領

2026年5月:MIT合格

TOEFL/IELTS

当初はTOEFLを受験し、約3か月間対策に取り組みましたが、目標としていたスコアには届きませんでした。その後、アドバイザーからの助言も踏まえ、IELTSへの切り替えを決断しました。IELTS対策では、特にスピーキングとライティングに重点を置き、約1か月間集中して学習しました。その結果、Overall 7.5を取得することができました。 振り返ると、TOEFLに固執せず、早い段階でIELTSへ切り替えたことは非常に重要だったと感じています。出願プロセス全体を遅らせることなく、他の準備に時間を充てることにもつながりました。自分に合う試験形式を見極め、必要に応じて方針を柔軟に変更することの大切さを学んだ経験でもあります。

GMAT/GRE

出願にあたっては、EAとGMATの両方の対策を進めました。平日は仕事前後の時間、週末はまとまった時間を活用しながら、継続的に学習することを意識しました。

Verbalについては、内容自体に強い苦手意識はなかったものの、丁寧に考えすぎることで時間を使いすぎてしまう点が課題でした。そのため、正確さを保ちながらも、問題ごとに使う時間を意識して解く練習を重ねました。
Mathについては、解法が分からないというよりも、計算や条件の読み取りにおけるケアレスミスが課題でした。特に試験直前は、難問に取り組むこと以上に、基本的な問題を確実に取り切ることや、見直しのポイントを明確にすることに注力しました。

また、学習と同じくらい重視したのが、本番でベストコンディションをつくるための準備です。試験前日は睡眠や食事、移動を含めたスケジュールをあらかじめ決め、当日も会場に向かうまでの行動を30分単位で計画して臨みました。その結果、本番では自宅での演習以上に落ち着いて問題に向き合うことができ、EA・GMATともに1回の受験で目標とするスコアを取得することができました。

振り返ると、知識や解法の習得に加え、自分の弱点を具体的に把握し、本番で実力を発揮できる状態まで準備を整えたことが重要だったと感じています。

Essay/Interview

Essayの準備では、まず自分自身のこれまでの人生やキャリアを丁寧に振り返ることから始めました。カウンセラーとの対話を重ねる中で、当初は意識していなかった経験や、自分にとって重要だった出来事を改めて思い出すことができました。後から振り返ると、このプロセスが最も重要だったと感じています。

その上で、各校が問うテーマに対してストレートに伝えることを意識しました。同じ経験でも、学校ごとに異なる設問や価値観に合わせて、どの側面をどのように伝えるべきかを考え抜くことが、Essayの完成度を高める上で大切だったと思います。

Interviewでは、英語で簡潔かつ自分らしく伝える力をつけることを重視しました。まず想定質問に対する回答内容を整理し、それを何度も口に出して練習しました。この反復を通じて、単に回答を暗記するのではなく、自分の経験や考えを英語で説明する際の語彙やフレーズが少しずつ増えていきました。

その結果、想定外の質問が来た際にも、準備した回答に無理に引き寄せるのではなく、自分の言葉で考えを伝えられるようになったと感じています。Interview対策は、面接のためだけではなく、英語で自分の考えを整理し、相手に伝える力を高める貴重なプロセスでした。

最後に

MBA受験は、これまで経験してきた受験とは大きく異なり、仕事でパフォーマンスを出しながら、限られた時間の中で長期にわたる準備を進めるプロセスでした。

決して短い道のりではなく、思うように進まない時期もありましたが、その中で自分自身のこれまでを振り返り、将来について真剣に考え、多くの方々から助言をいただけたことは、MBA受験でしか得られない貴重な経験でした。

大変なプロセスではありますが、最後までやり抜いた先には大きな学びと成長があると思います。
皆様の挑戦を応援しています!