Class of 2019

# 業界 学部 入学時年齢
1 通信・IT 情報工学(院) 34
2 金融 教育 31
3 金融 商学 29
4 金融 農学部 28
5 商社 29
6 商社 34

体験記 (1)

項目 プロフィール
コース MBA
性別 男性
年齢 34歳 (2017年8月現在)
学歴 情報系(院)
職歴 8年

はじめに

受験を通して感じたことは、人生と同じで正解のやり方はないということです。塾や先輩の言う通りにやっても点数が上がる人もいれば、変わらない人もいる。いろいろな人の話を聞いて、試して、自分のベストな方法を探すしかないということです。それでも自分ひとりで悩むより、いろいろな話からヒントを掴むのがよいでしょう。私の体験記も少しでも皆さまの成功のヒントになれば幸いです。そしてMBA受験には魔物が住んでいます。何が起こるかわからないので、諦めずに悔いが残らないようにしてください。

Why MBA?

私は通信会社に勤め、海外で技術を教えています。アジアの発展途上国へ行く機会が多くあり、先方の役員との会議だけでなく、スラム街の品質調査など幅広いグローバル経験をしてきました。その中で、貧困層が大部分を占める発展途上国の現状を現場で目にし、何か力になりたいと思いました。元々は大学と大学院でIoT関連の研究をしてきましたので、IoTビジネスを立ち上げて、低コストで食糧を生産できる仕組みが作れればと考えていました。しかしモノ作りは技術だけでなく、ビジネスの知識・経験がなければ、難しいと感じました。そこでちょうど社内でMBA留学派遣の募集があり、短期間で統括的にビジネスが学べる良い機会だと思い、上司の薦めもあって応募し、留学を志すことになりました。

Why Sloan?

MBAを考え始めていた頃に、仕事でAkamaiという会社に出会いました。面白いビジネスモデルを考えている会社だなと興味を持っていたのですが、調べたところ、MITのEntrepreneurship Competitionの優勝チームの会社でした。MITにはそのように大学から始まった大企業がたくさんあります。この出来事を通じて、私はMITは本当に理論と実践のカルチャーが活きていると感じました。そして、MITであれば自分のGoalにより近づけるのではと思い、MITを選びました。

受験スケジュール

2016年10月   TOEFL 88点 (業務で英語を使用するので、この時点では未対策)
2016年12月末  社内選考合格
2016年1月     受験勉強開始、まずはTOEFLに集中
2016年2月     海外出張で勉強中断
2016年3月末 TOEFL 104点
2016年4月  TOEFL 105点 一旦TOEFLの勉強はおしまい、GMATの勉強開始
2016年6月  GMAT 580点(V22, Q50)
2017年7月  カウンセラを選び、カウンセリング開始
2016年8月  GMAT 640点(V27,Q50)
2016年9月  インタビュー練習開始、4校のキャンパスビジット実施
2016年10月   1st Round 1校出願、1校インタビュー実施、GMAT 620点(V?,Q?)
2016年11月   GMAT 620点(V?,Q?) 2016年12月  1校合格
2017年1月  2nd Round 6校出願(TOP10のみ)
2017年3月  MITインタビュー、もう1校ウエイト GMAT 680点(V30,Q50)
2017年4月  MIT合格 受験終了

TOEFL

日頃から英語を使う業務なので、あまり工夫はしていません。1月の受験開始直後にAndy先生の勉強会に参加しました。そしてその教材を繰り返しやりました。SpeakingはE4TGに1ヶ月通いました。まずは早めにTOEFLを終わらせることが受験成功の鍵ですので、テンプレートをたくさん準備し、とりあえず100点をとることを目指すことをお勧めします。(ただしテンプレを多用するとTOEFLの点数は伸びても英語力はあまり伸びませんのでご注意ください。)

GMAT

Qはマスアカを初めに集中的に実施し、その後OG(全体版)とOG(数学版)を徐々に全部解きました。 Vについてはまずは塾のタイプの説明からさせていただきます。 GMATの塾には大きく3つのタイプがあると思います。大量に問題を解きまくるタイプ、テクニックで解くタイプ、基礎を固めるタイプ。これも自分にあったところにいくべきだと思います。僕はテクニック系の塾はあまり合いませんでした。 初めは”テクニックを教えるタイプ”のアゴスの夏期講習を受け、OG(全体版)とOG(Verbal版)を繰り返しやりましたが、あまり伸びませんでした。SC,CR,RC全般的に苦手でしたが、まず一番苦手なRCをどうにかしようと”基礎を固める”のAffinityのReadingをとりました。するとRCだけ点数が伸びました。同時期にManhattanのオンラインのVerbalコースを申し込みましたが、少し本番より簡単な内容のため、あまり参考になりませんでした。そしてOGを解きまくり、点数が改善しない日々が続き諦めようとしましたが、最後のGMAT受験の2週間前に個人指導の河野塾(基礎を固める系)に駆け込み、なんとか点数をあげることができました。短期決戦と言われるGMATで長いこと点数が伸び悩んでいる方は勉強の仕方を変えたほうがよいと思います。そうするとブレークスルーがあるかもしれません。また時間がたつとどんどん単語が抜けてしまっており、だいぶ抜けた後に気づいたりします。長期戦になってしまった場合は単語帳を何回もやり直してください。IR, AWAはOGだけで十分だと思います。

Essay

まずはカウンセラはセカウンドオピニオンのための人も雇ったほうがいいと思います。やはりいろんな意見が入ったほうが良いエッセイができますし、先生にも得意不得意な大学や分野があるように感じました。そしてどちらかの一人は日本人のカウンセラにしたほうがよいと思います。私の場合はFECの田山先生をメインに頼みました。そしてセカンドとして江戸義塾のエドさんに頼みました。外国の先生はアドバイスが抽象的で自分で考える負担が大きいです。ネタ出しで苦労していたり、どう修正すべきか悩んでいる人を多く見てきました。一方で英語の表現方法や文字数制限に抑えるなどのテクニックやアメリカ人のアドミッションと近い感覚を持っているのがよかったです。日本人の先生は具体的なアドバイスもくれますし、深い議論もでき、自分でも気づいていない強み弱みを引き出してくれたりします。また田山さんの場合はネタ出しも上手に手伝ってくれました。お金はかかってしまいますが、エッセイで書く内容はApplicationで記載する内容やInterviewにも影響してきますので、カウンセラ選びは慎重にやってください。私はこの二人のカウンセラには大満足しています。

Interview

エドさんが紹介してくれたSkimatalkというオンライン英会話サービスを利用しました。アメリカ英語のネイティブスピーカーの先生が多く、値段もお手頃です。またこのサービスでInterview練習をしている人が多いらしく、先生もInterviewを教えるのに慣れています。転職文化のアメリカなので先生方もいろんなinterviewを経験しているので、すごく参考になりました。英語のinterviewは文章をしゃべるだけでなく、言葉の強弱や表情、ボディーランゲージで自分の気持ちを伝える必要があります。また自分の専門分野ではない人に興味をもってもらえるように説明する必要があります。そのため、できるだけ多くの人とInterview練習することが重要だと思います。Skimatalkならいろんな先生と柔軟に話すことができます。私は実質このSkimatalkだけで乗り切りましたが、大学のインタビューの傾向はエドさんの傾向紹介セッションを1回とり、あとはアゴスのVinceさんの動画やホームページが無料であがっているのが、参考になりました。

その他

スコアメイク、エッセイ、インタビューとそれぞれ時間がかかり、どれも手の抜けないものだということは既に聞いているかと思いますが、やはり経験してみないと実感はわかないと思います。そのため、あまりスコアメイクが上手くいっていなくとも1st roundで練習の出願は1校くらいしたほうがよいと思います。特に僕が盲点だったのが、意外と出願作業にも時間がかかることです。入力項目が多く、調べ事も必要だったり、ショートエッセイみたいな質問もあります。寸前で気づくと大変なことになります。そういった意味でも1通り経験しといたほうが2nd roundはスムーズにいくかと思います。一方で1st roundを出す場合はいろんな準備で1か月くらいの間はスコアメイクどころではなくなりますので、リスクもあることはご認識ください。それでも私は低い点数で1st roundに出してよかったと感じています。

最後に

これからMBA受験を目指す方へ、私が合格できたのは、人一倍努力し、素早く決断し、最後まで諦めずにやり遂げたからだと思っております。そんなに特別なことを言っていませんが、一年以上も仕事や家庭と両立しながら、それが途切れずに出来ている人はなかなかいないと思います。私がそれをできたのは多くの人に支えてもらえたからです。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。皆さんも決して一人で抱え込まず、周りの人の理解と協力を得られるようにしましょう。それも重要なリーダーシップです。そしてMITの切符を手にいれられるように頑張ってください。心から応援しています。

体験記 (2)

項目 プロフィール
コース MBA
性別 男性
年齢 31歳 (2017年9月現在)
学歴 国立大文系
職歴 都市銀行9年 (法人部門5年、市場部門4年)

はじめに

目を留めていただいてありがとうございます。 純ドメ、銀行からの社費派遣、というありがちバックグラウンドですが、参考になれば幸いです。 ※受験スケジュールは失敗事例としてご覧ください。

Why MBA?

2013年~2017年まで、市場部門にて国際金融規制とそれに伴うシステム開発の業務にあたっていました。 (かっこよく英語で言い換えますが笑)、RegulationとTehnologyは銀行にとって生命線だと考えています。Technologyが「何ができるのか」という新たな業務の地平を切り開く一方、Regulationは「何をしてはいけないのか」という制約を与えます。本来であれば中長期の経営戦略を立てるにあたって、RegulationとTehnologyの行く末を十分に考慮すべきですが、残念ながらビジネス戦略に十分に反映されていないと感じていました。

例えば、2008年のリーマンショック以降に、震源地の一つであった店頭デリバティブ市場界は抜本的に改革されました。米では反ウォールストリートを掲げた民主党政権によりDodd=Frank法が成立し、世界中の金融機関はその対応に忙殺されました。加えて同様の規制がG20各国で導入された為、規制対応だけを目的としたシステム開発プロジェクトが恒常的に数十件並行する状態が常態化しました。この事態への対応の巧拙が、その後の各社の競争力に直結していきます。邦銀は既存システムの改良で何とか食らいついていったものの、例えばドイツ銀行はその後システム障害を起こし米当局(CFTC)から罰金を受けています。逆にJPMorganやGSはこの危機を逆に利用して大規模なシステム開発を行い、将来のAI化に必要となるData Lakeを構築しています。これら一部米銀は、リーマンショック後のルールメイクの段階から当局とコミュニケーションを行うことで情報を取り、金融市場が10年後に様変わりすることを理解した上で、大規模なシステム投資を早い段階で決定したものと思われます。翻って邦銀は、金融危機の傷が相対的に浅かったにもかかわらず、なぜこのような対応ができなかったのか?このような問題意識がMBAを志す動機へとつながっていきました。

Why Sloan?

上記の流れで、①Techに強く、②小規模校、③2年制、を基準にし、MIT(Sloan)、Stanford(GSB)、UC Berkeley(Haas)の3校に興味を持ちました。ただしGSBは日本人合格者が少なく、加えて女性や政府系のバックグラウンドの合格者が続いていたことから、自身の合格可能性は低いと判断して受験校から外しました。SloanとHaasはキャンパスビジットで回りました。Haasはてっきり起業志向が強いのかと期待していたのですが、1学年のうちStartupを始めるのは2-3名程度で、ほとんどがAmazon等の大企業に就職する、という現実を聞いて多少がっかり。(ただしUCLAのビジットも含めて西海岸の気候に惚れ込み、StanfordのSummer Sessionに参加することにつながっていきました。)一方Sloanでは、The Martin Trust Center for MIT Entrepreneurshipに潜り込んだ際、学生が和気あいあいと話し込んでいる姿に純粋に魅了されました。場所的にもSloanとComputer Scienceの中間に位置し、ビジネスとテクノロジーを融合させようという文化が根付いているのだと思います。
また、学校選びをしている時期、Sloanを卒業されたばかりの先輩に頼み込み、頓挫しかけたプロジェクトの立て直しに参加して頂きました。MITを表す校訓に、”Mens et Manus (Minds and Hands)”というものがありますが、その方の仕事のスタイルが、あるべき理論とビジョンに基づきながらも現実的に可能な解を模索し、実際に自身でもきちんと手を動かす(かつそれを成果が出るまで継続する)、というまさにMinds and Handsを体現するものであり、Sloanに行けば自分も近づけるのではないか、と思ったことが直接的な決め手です。 (長くなりますが)Why Sloan?に関連した話として、MITで開催された合格者イベントで出会った香港人女性のコメントが印象的でした。(合格者イベントは、合格が出そろった段階で実際にどの大学に進学するかを決定するための情報交換の場としても利用されます)彼女曰く、「Whartonの面接は、”Congratulations! You satisfy the requirements.”という流れ作業的なもので、キャリアやスコアしか見られていない気がした。Sloanの面接では、コミュニティにフィットするかを一人づづ丹念に見ている姿勢が伝わり、交換を持った。今日の合格者イベントに参加して、自分の判断が正しかったと確信できた」とのこと。

受験スケジュール

・2015. 5   TOEFL初受験(84点)、社内公募提出
・2015.12  社内公募通過 2016.3~6  月2回TOEFL受験
・2016. 7   業務ピーク。担当プロジェクトが遅延し、プロジェクトに3名増員してもらう
・2016. 8   担当プロジェクト、システムリリース
・2016. 9   TOEFL100点突破、GMAT初回受験(680)
・2016.10  担当プロジェクト、サービスイン
・2016.11  Essay本格化 2017. 1   Sloan出願
・2017. 2   キャンパスビジット
・2017. 3   Sloanインタビュー@東京
・2017. 4   Sloan合格

プロジェクトマネージャーを務めていたシステム開発が、6,7月UAT、8月中旬システムリリース、2か月間の本番稼働(旧システムとのパラレルラン)を経て10月下旬にサービスイン、10月以降も断続的に障害&バグ等あり何時に帰れるかわからない日々が続く、、という、これまででもっとも働いた一年間でした。「プロジェクトを最後までやっていくのでこのタイミングで行かせてほしい!」と社内公募に出したのは自分ですが、業務とMBA出願の二足の草鞋は肉体的にも、精神的にも予想以上にタフでした。
帰国子女でなく、かつ、社費で行くからと言って業務量を一切手加減してくれない会社(含む私費)の方は、上司&同僚&家庭の理解&支援を早期に確保してください。

TOEFL

初回受験が84点だったので、早々に100点超えるだろうと高をくくっていた昔の自分をぶん殴ってやりたい気持ちで一杯です。 GWまでに100突破の計画を立てましたが、90点台で足踏みし、9月にようやく100点の壁を突破しました。その後はGMAT、Essayに移行し、結局TOEFLには戻ってこれませんでした。 塾には通わず自学です。

上記の体たらくなので偉そうなことは言えませんが、L&Rの合計で50点を超えるまでが第一段階、L&Rの合計を60点に近づけていくとともにWを20点後半、Sは23点前後で安定させて第2段階、あとはHome Runが出るまで打席に立つのが最終段階、というのが純ドメが100点台を狙うには現実的かと思います。(110点以上が必要な場合はこの方法では無理かと) 第一段階では、Rは単語力、Lはシャドウイングという地道な労力が不可欠と思います。私はこの労力をはじめ惜しんだため、かえって遠回りしてしまいました。 第二段階では、WのIntegratedは実質Lなので、Lが上がれば「Templateの中に聞いた内容をたくさん盛り込む」で安定します。Independentは私が一番苦しんだパートなので他の方に譲りますが、Wで高得点を取る方曰く、「完成度が高く文字数も豊富な持ちネタを何パターンか暗記しておく」とのこと。これも地道な労力が不可欠だと思いますが、私は結局最後まで中途半端な時間しか掛けられませんでした。Sについては、業務で英語の電話会議が多かったことから、特に練習はせず、試験会場のマイクを電話会議のヒトデだと思って話していました。マイクの向こうに実際に(リアルタイムに)人がいて聞いている、とイメージすると、緊張せずに話せたように思います。 本稿を書いている現在、StanfordのSummer Sessionに参加していますが、TOEFLで培った本質的なスキル(テンプレート暗記とかの受験テクニックを取っ払った基礎能力)は留学後に必須です。点数を上げるのももちろん大事ですが、海外に行って勉強するための準備をしているのだという本来の目標を忘れないでください。英語学習のゴールは、MBA出願に必要なTOEFLのスコアを揃えることではなく、海外MBAで十分にやっていける準備をしておくことにあります。

GMAT

8月と10月に担当プロジェクトの山場があったことから、8月中旬のシステムリリース後に短期集中で取り組みました。9月のシルバーウィーク後のテスト日程を抑えたうえで、4週間の短期決戦、塾には行かず毎朝5時に起きて家で自学しました。

初回受験は、TOEFLの翌日かつ3時間ほどの睡眠のためランナーズハイのような状態。Mathの回答スピードを間違え10分余るというミスを犯したものの、Verbalが思いのほかよく、M:35V:47の680を取得。その後も月一のペースで受験し、Sloanの出願期限2日前にも受けましたが、勉強すればするほどVが下がるという謎減少が起き、結局、680で出願しました。2回目以降のMは50を超えていたので、アドミッションがM:35,M:50で勘案してくれたのかな?などと夢想しています。 Mについては勉強時間に比例し、一定の勉強量を投入することで50で安定、ミスをなくすことで51を獲得することは可能ですが、私の場合、Vについては結局「手ごたえ」を感じることができないまま勉強を終えてしまいました。勉強時間が確保できる方は、きちんと塾に通って勉強するのが良いと思います。私は残念ながら、Mを50で安定させて、Vはボラティリティが高い前提で回数を受ける、という下策を取らざるを得ませんでした。

Essay

SloanはEssayが(ほぼ)なくなり、出願時はCover Letter、面接時に300語程度のミニEssayのみのため、Essayの比重は他校よりも少ないと思います。しかし、当然ですが、出願のパッケージを考えるうえで、Essayを書くに至るプロセスは極めて重要です。私の場合は、人の話を聞くことで自分の考えが対比され、明確化される傾向があることに気づいたことから、夏場の学校説明会を自分の考えをまとめる場として利用していました。

よく知る方からBryanの高い評価を聞いていたので、春に来日した際に一度会って、契約しました。彼の最大の長所は、高いプロフェッショナリズムにあり、それが納期とクオリティへの徹底した姿勢として現れます。夜にメールをすると朝に反応が返ってくる、という日米24時間体制が成り立つことも有難かったです。BryanとEssayを進めるうえでの注意点も仮に挙げるのであれば、(当たり前ですが)主体性を持つこと。Bryanは顧客も多く、年末から年明けにかけては特に多忙を極めます。その多忙の中でもスケジュールをきちんと守りコメントを返してくれるのは素晴らしいですが、Bryanがハイシーズンに入る前にSkypeミーティングをばしばし入れて、Essayの深掘りを納得がいくまで行っておいてください。秋以降からEssayを深めようとするとつらいです。Essayで押し出すメッセージの根幹は夏場に確定しておいて、秋~年末は、それを各校にアジャストする程度にしておくのが良いかと思います。

Interview

キャンパスビジットから帰国した直後の月曜に、東京で行いました。時間は20分のみで、Rod本人が全員を面接します。20分間の内、Rodが興味を示したのは2回のみ。1つ目は、キャンパスビジットの感想を聞かれた際に、Sloanを訪問し“Theoretical and practical”というカルチャーを感じたこと、これは自分が仕事で求めている価値観であること、ということをエピソードを交えて話したもの。2つ目は、「最後に?」の問いに対して、「アドコムに、こいつはRegTechのプロフェッショナルだと絶対に伝えてほしい」といったところ、「RegTechって何だ?」と食いついてきたので、上記Why MBA?で記載したような内容を再度アピール。「俺には10年後の銀行ビジネスがどうなっているか明確に見えている。テクノロジーの可能性も限界も自分の目で見て感じている。そんなやつがSloanの同期に一人くらいいても損にはならないだろう」と大見得を切ったことを覚えています。ビジネスと同様に、最後に固い握手を交わして終了。

反省としては、準備不足。1月の出願ラッシュを終えたタイミングは気が緩みがちですが、そのままのテンションを維持してきちんと練習してください。私は1月にやっと業務が落ち着き、2月にキャンパスビジットに行っていたこともあり、Bryanと数回練習した程度で臨んでしまい、結果、「準備をしておけばもっとましな回答ができた」という質問が二度ならずありました。behavioral もいくつか聞かれましたが、回答の内容よりも、予想外の質問を受けた際のNon Verbalな反応を見ているように感じました。

その他

これからの受験生に「コミュニケーション」の重要性についてお伝えしたいです。残念ながら私は、自身の反省として受験後に気づきました。 コミュニケーションとは本来的に、双方向ではじめて成立するものですが、得てして日本人は「地道に良いものを作っていれば、自ずと評価される」と誤認しがちです。私も例に漏れず、「TOEFLやGMATを高得点で揃えて、Essayを磨き上げれば合格する」と漠然と考えていました。残念ながら、スコアがどどれだけ高くEssayの完成度がどれだけ素晴らしくても、所詮は相手に読まれなければ意味がなく、一方通行でしかありません。こちらからの発信のみでなく、相手に着信して初めてコミュニケーションの端緒が開かれます。一番伝えたことなので何度も言い換えて書きますが、スコアやEssay等を揃えるのは必要条件のひとつに過ぎず、相手に着信させる素地を受験期間に作っておくことが重要だと皆さんに認識して頂きたいです。(TOEFL,GMATと同列に扱っても良いくらいだと個人的には思います)

これは想像に過ぎませんが、皆さんがもしアドミッションの立場なら、夏場に世界中を回って学校説明だけして終わりにするでしょうか?数か月後には1st roundで書類を読むことになる志願者と会っているわけです。私がアドミッションなら、学校説明の際に接触した目ぼしい受験生を記憶して、ポートフォリオを組みながら世界中を回ると思います。アドミッションはダイバーシティにも気を配らなければならない立場。男女比、地域、人種、業界、など様々な指標でバランスを取ることが求められます。これらのバランスの縛りはRoundが下がるほど厳しくなっていきますが、逆に何の縛りもないのが夏場のWorld Tourのタイミングです。私は奇しくも、このタイミングにアドミッションと会い、「1stか2ndで必ず出願するから、日本人×金融×男性の枠は自分に取っておいてくれ。スコアはそれまでに揃えておくから」と硬い握手をしながら伝えた大学から合格を頂きました(MITもそのひとつ)。

StanfordのSummerに来て実感していますが、アメリカは就活含め、Face2Faceのコネ社会です。Stanfordでは授業が終わるたびに、Guest Speakerに20人ほどの列ができ、みな必死で自分を売り込んでいます。海外の学生は当たり前のようにこういった自己アピールをします。アメリカの大学を志す以上、「良い製品を作れば買ってもらえる」という日本的な発想は捨てて、マーケティングと思って、アドミッションの目を見ながらFace2Faceで自分を売り込んでおくことが、グローバルでのスタートラインに立つことだと思います。

※アドミッションではなく、アラムナイが決定権を持っている大学の場合は、アラムナイに対して上記を行う必要があります。その場合はアラムナイコミュニティで発言力の大きい方をうまく見つけてください。

最後に

塩野七生さんの書籍に、リーダーに求められる資質として、知力、説得力、肉体的耐久力、持続する意志、自己制御の5つが出てきます。(原文では、「カエサルだけが、このすべてを持っていた」と続きます)程度の差こそありますが、MBAで求められるものも大枠は同じであり、MBAに挑戦する1年間は「持続する意思」が試されるプロセスのように感じられます。眠い目を擦りながら毎日机に向かう苦労をしてまで何がしたいのか?何になりたいのか?夜中に頭にふと浮かぶ疑問が、自分の本心との対話であり、Essayの中核となるアイディアなのかも知れません。挑戦するみなさんを応援しています。

体験記 (3)

項目 プロフィール
コース MBA
性別 女性
年齢 29歳 (2017年9月現在)
学歴 商学
職歴 日系運用会社2年4か月→米系運用会社5年

はじめに

MBA受験はSelf-reflectionをする良い機会です。自分の今までを振り返り、これからの設計図を描くことで、いろいろな気づきが得られると思います。大変なことも多いですが、きっと振り返ればいい思い出になるとおもいます。

Why MBA?

1.まさに米系といった感じのカルチャーの会社で働くなかで、どんな相手とも対等に渡り合えるソフトスキルを身に着ける必要性を強く感じたため。
2.自分のキャリアについてじっくり考え、新しいことを始めるきっかけと時間が欲しかったため。
3.Job FunctionとLocationを変えるための一つのパスとしてMBAが最適と思ったため。

Why Sloan?

1.人に惹かれた(Admissionのイベントでお会いした卒業生の方、在校生の方、同じ会社で働いていて推薦状を書いてくれた卒業生の方、みなさん柔らかかつ賢い雰囲気でいいなと思いました。)
2.MIT全体のつながりの強さ(ビジネススクールだけではなく、Data ScienceやEconomics系のスクールの授業をとったりネットワークを作ったりしたかったため、MIT全体としてコミュニティがしっかり形成されているところが魅力だと思いました。)
3.いくつか興味のある分野がSloan/MITの強みであったため(Labor Economics、Data Science/Management、Operations Managementを中心に勉強したいと思っています)
4.学校の規模が大きすぎず、比較的Maturedな雰囲気(もともと精神年齢高めなので、若すぎる学校ではついていけないと思いました・・・笑)

受験スケジュール

2016年2月:受験決意。エッセイのためのSelf reflectionスタート。GMATのVerbal 対策スタート。この時点でIELTS7.5あったので英語はたまにやるくらい。
2016年5月:3月から仕事が忙しくなり、時差を恨み文字通り眠れない日々を過ごしつつ、GMAT初受験。700点に届かなかったので再受験決定。
2016年7月:GMAT2回目。点数は上がったもののまた700点届かず。でも1stで出願したかったので8月にもう一回受けてGMATは終わりにすることに決定。その間に月1回くらいずつ点数の見栄えをよくするために受けていたIELTSも7月で終わらせた。
2016年8月:GMAT3回目で730。AWAとIRもまあまあだったのでGMAT無事終了。地道に続けていたSelf reflectionをもとにエッセイスタート。
2016年9月:1stでSloanともう1校に出願。一息ついた瞬間SloanからInterviewのInviteが来る。早すぎてびっくりしました。
2016年10月:もともと予定していたキャンパスビジットツアーとSloanの日本での面接の日程がかぶってしまったので、ボストンで面接を受けるようにして、キャンパスビジットのため渡米。7日で西海岸2校、東海岸2校、中部1校をまわる。疲れがたまってきたころ、キャンパスビジット最終日の朝イチにSloanの面接を入れたことを若干後悔。とりあえず無事面接を終えて帰国。
2016年12月:Sloan合格。もう一校は不合格。とりあえず1stで出せなかったもう2校のApplicationも準備していたので、2ndで出願。
2017年2月:仕事でまた大事件が起きて帰れない日々を過ごしながら2ndで出願した2校の面接を受ける。
2017年3月:もう1校に合格。Sloanに行くことに決定。

TOEFL

IELTSで出願しました。(Overall 7.5/R8/L8.5/S7.5/W6.5)。Computer basedのテストが嫌いだったので、レトロな感じのIELTSのほうが自分に合っていると思ったため。また、自分が受験するだろう学校はすべてIELTSを認めている学校だったので問題なしと判断。(トップ校だとWhartonはTOEFLのみでしたが、The金融のWhartonは受けるつもりがなかったため)。合計3回受験しました。

Reading:もともと得意だったので対策はしてません。仕事で日常的に英語を使う生活をしていたのが大きいと思います。
Listening:市販本とIELTSのオフィシャル本の問題を1周解いたくらい。
Speaking:質問が独特な感じなので、ネットなどを見つつ答えを準備して、あとはCafetalkにいるIELTSの先生と4回くらい練習しました。
Writing:通信講座で添削を受けました。でも結局7と6.5の間を行ったり来たりで効果があったかは謎。イギリスとアメリカの言い回しの違いなど若干注意しなければいけなかったです。

GMAT

提出スコア:730(V41/M49/IR6/AWA5)(650→680→730)

最初の2回点数が芳しくなかったのは、準備不足はもとより、睡眠不足が原因だったと思っています。GMATは集中力勝負のテストなので、いかに自分のコンディションを良くしてテストに臨めるかが重要だと思います。なので、3回目を受けるときは、2週間前くらいからちゃんと睡眠をとって頭が冴えた状態で試験に臨めるように意識しました。

Verbal:河野塾という個別指導の塾で合計15時間くらい。小技的なものを覚えるよりストレートに文法的解釈をしていくほうが好きだったので、そのスタイルに合いそうなところにしました。あと集団指導は好きじゃなかったので。週1回土曜日に受講して、ペースメーカーにもなりました。あとはGMAT Clubのフォーラムにアップされている過去問集のようなものが役立ちました。
Math:マスアカとGMAT Clubのアプリとフォーラムを使いました。マスアカはほんとにベーシックを確認するためだった印象。GMAT ClubのForumに載っている問題を解いたりしてGMAT的解法になれるようにしました。結局満点取れませんでしたが。。
IR:初回が衝撃的なLow scoreでした。が、Math対策してると自然と点数が上がりました。
AWA:前日にネットに載ってたテンプレートの言い回し・決まり文句的なものを覚えるくらい。

Essay

過去に何をしたか、それがどんなインパクトを与えているかを中心に素直に書けばよかったので比較的スムーズに進みました。

Cover Letter: 250字と文字数の制限が厳しかったので、在校生・アラムナイの方にいただいたアドバイスをもとに、単語選びからスローンらしさを意識しました。内容としては、自分のバックグラウンドに軽く触れて、SloanのCultureが自分に合っていると思うといったことや、組織マネジメントや業務改善のプロジェクトを通してOperationsを学びたいと考えるに至ったことなどを書きました。

Optional Essay: Contribution to my communityということで、学生時代の部活や社会人になってからのボランティアの写真など、I care about my communityなイメージを伝えました。パワポ1枚です。 Pre-interview essay: SloanのミッションとResonateする自分の過去の経験ということで、前職で行った業務改善プロジェクトに関して、Everyday micro innovation can make huge progress eventuallyといった感じでInnovationが組織を変えられるという感じで書きました。これはCover Letterに書いたこととも意識的に揃えました。

Interview

出願して2週間もたたないうちに不意打ちでInvitationがきて、その直後からキャンパスビジットを予定していたので、日本でのインタビューは日程が合わず、ボストンでインタビューを受けることにしました。1週間くらいしか準備する時間がなかったので、だいぶ練習不足でした・・・(エドと30分を1回、アメリカ人の友達と30分を2回くらい・・・)。ただ、私の場合は仕事でよくInterviewerを自分自身がしていたことと、Promotionのときに外人と面接を何回もしていたことなどの貯金があったのが助けになりました。

しておいてよかったこと
・エドにもらった過去の質問リストをもとに質問をグルーピングし、それに対応するエピソードと回答をある程度パターン化しておきました。
・使うエピソードは大きく分けて2つくらいにして、それをいろんな角度から使って様々な質問に対応できるようにしました。
・前日に会場の場所の確認。ボストンで受けたので、前日に在校生の方に校舎を案内していただきました。

しておけばよかったこと
・Practice makes perfect。頭より体に覚えさせるほうが確実です。
・出願が終わってぽやーっとしていた時期があったので、すぐにインタビュー対策に取り組めばよかったと思いました。

その他

・MBA受験は情報戦だと思います。ですが、情報におぼれているような人がいるのも事実だと思います。取捨選択が重要ではないでしょうか。
・カウンセラーはいろんなスタイルの人がいるので、一回実際会ってみて話を聞くのが良いと思います。私がカウンセラーの持つ情報に価値を見出しました。
・私費だと上司からサポートを得られるかも重要かと思います。私の場合は受験を決意した段階で話をして、推薦状をはじめいろいろサポートしてもらえました。常日頃から良好な関係を維持しておくのが一番ですね。
・さらに私費だと仕事とのバランスが・・・といった問題も起きやすいかなと思いますが、とりあえず両方手を抜かず全力でやり切ったほうがいいと思います。私も死ぬかも。。。と思いながら数か月過ごしましたが、結果としてPromotionもしてレジュメに書くことが一つ増えたりとプラスに働きました。
・学校選びは基本的なファクト(クラスのサイズ、ロケーション、男女比、ランキングなど)と費用、プロコン、アプリケーションの内容をマトリックスにして比較しました。結構役立ちました。

最後に

・MBA受験は持久戦であり、モチベーションとスケジュール管理が肝要です。
・ランキングなどいろいろな尺度がありますが、最終的には肌に合う・合わないという非常にVagueで主観的な物差しで合否や自分が進学する先が決まっているような気がします。なので、あまり他の人がいうことや情報とか点数とかに振り回されず、自分がやりたいこととそれができる場所、一人の人間として暮らしていく際に自分に合った環境を見つけるのが良いかと思います。

体験記 (4)

項目 プロフィール
コース MBA
性別 女性
年齢 28歳 (2017年9月現在)
学歴 農学部
職歴 日系証券会社 5年

はじめに

Sloanに興味をもっていただき有難うございます。本当に反省点ばかりの受験生活でした。家族や友人、会社の同僚のサポートなしにはとてもやりきることができなかったと思います。私はNYで受験生活を送ったため、皆様とは異なる点が多いかもしれませんが、少しでもお役に立てたら大変うれしく思います。

Why MBA?

幼少期に外国で育ったことから、もともと外国志向が強く、外国で働くか、外国で学ぶかのどちらかが出来ればよいかなと考えていました。入社3年目終わりにNY駐在となるも、アメリカ人の中で働いてみて、自分の力不足を実感。日常生活、業務は問題なくこなせたものの、グローバルな環境でビジネスを創造するというステージにはこのままでは到底たどりつけないと考え、会社の留学プログラムに応募することにしました。

Why Sloan?

バックグラウンドが理系であったため、MIT自体があこがれの大学でした。ほかに挙げるとすれば下記3点になります。

*理論と実践
自分自身の考え方にも非常に合っており、教室で学んだことを、ActionLearningをはじめプロフェッショナルに実践できる場があることが大変魅力的でした。

*多様性とCollaborativeなカルチャー
キャンパスビジットやイベントを通じて、在校生や卒業生と話をする中で、非常に多様性を重視している大学であることを知りました。また、人柄面でも自分自身と合う人が多くいるように思いました。ほか、入社以降セールスに従事してきたため、チームプロジェクトが多く協業を重視している大学で学びたいと考えていました。

*ボストン
大学街であること。他大学の授業を受講できたり、他校の学生とネットワーキングのできる環境に惹かれました。

受験スケジュール

2016年3月末 社費での留学候補生に選ばれ準備を開始。
4月中旬 ManhattanPrepに申込み、GMATの勉強を開始。
6月中旬 カウンセラー2人と面談をした上でメインカウンセラー(アダム)を決定。
8月上旬 受験校6校が確定。点数がそろっていなかったことから、すべてセカンドで出すつもりで準備。
10月上旬にResumeが完成。11月下旬にベースとなる1校目のエッセイを書きあげる。
12月    最後までGMATを受けながら、ほかの学校のエッセイ準備。
2017年1月 結局セカンドの締め切り日、2-3日前にアプリケーションを提出するギリギリのスケジュールに。。。
2月下旬‐3月上旬 インタビュー対策。
4月上旬 MIT合格

TOEFL

ほぼ独学でした。過去問に取り組みながら、Writingは時々Nativeに添削をしてもらっていました。SpeakingやListeningに関しては職場がほぼアメリカ人であったこともよかったと思います。それ以外では、NPRのWebサイトをよく使用し、ListeningやSpeakingの教材として自学自習していました。点数としては、社費留学選考時に103を取得するも、その後は伸び悩み、104のまま横ばい。2016年11月末に業務で多忙な中、キャンセルしそびれて受けた試験で108を取得(提出スコア)。

GMAT

反省点ばかりで、あまり参考にならないと思います。4月にManhattanPrepに申込み、型を覚えました。その後は独学で問題演習を重ねたものの、7月中旬に受けた1回目のGMATで600点に届かず玉砕。カウンセラーからの勧めもあって、8月にAGOSのオンライン教材を使用するも点数が伸び悩み、10月にAffinityのオンライン講義も受講。結局クリスマス直前までGMATを受け続けることになり、点数は最後まで思うように伸びませんでした(600点台で提出)。MathはOfficialGuideを解きながら、10月にマスアカで仕上げました。 もしもう一度受験するのであれば、 最初にAffinityでしっかりと基礎を身に着け、短期集中で問題演習に取り組めていたらと思っています。MathはVerbalほど苦労はしませんでしたが、マスアカの存在を4月時点で知っていればまた何か違ったのかもしれません。ほか、なんちゃって帰国子女でもあったため、感覚で問題を解いてしまっていた点も大いに反省しています。

Essay

同僚にHBS出身の女性セールス(中国系アメリカ人)がいたため、彼女が受験した際に集めたエッセイや会社の先輩方のエッセイを読み、なんとなくの型を覚えました。その後はひたすら自分自身を掘り下げる作業に徹しました。エッセイもインタビューも、Resumeに書いた項目のどれを選んで膨らませて相手に伝えるかだと思います。エッセイはどの大学も、質問の形式こそ違えど、大きく分けて 1)WhyMBA? 2)あなたはどういう人間? の2点を聞いてきています。私は書き上げてカウンセラーに提出してみては、ダメ出しされるを繰り返し、仕上げていきました。ResumeもEssayもカウンセラーだけでなく、外国人の同僚(MBAホルダー含む)や友人、在校生に何度も見てもらい、最後の最後まで修正しました。

Interview

1月にアプリケーションを提出してから、2週間ほど気が抜けたような状況でした。その後は続々と不合格通知が届き、自分のMBA受験はインタビューにも呼ばれずに終わるのではないかと鬱々とした日々が2月下旬まで続きます。当然インタビュー対策に身が入るはずもなく、インタビューレポートを眺める程度の対策しかできていませんでした。2月下旬に面接のInvitationが来て、ようやく本格的に対策を開始。スコアが見劣りする分、挽回するにはインタビューしかないと思い、そこからの追い上げは相当なものだったと思います。過去の質問を見ながら、自宅で一人練習しては、カウンセラーとスカイプでモックインタビューを繰り返しました。インタビュー対策では、メインカウンセラー以外で5人とセッションを組んだほか、MBAホルダーの同僚とも面接の練習をしました。また、インタビューレポートのほとんどが東京での面接であったため、実際にOnCampusでインタビューを受けた在校生にお願いして、面接体験談を聞き、合わせてモックインタビューもしてもらいました。

 

最後に

受験生活は長く、大変つらいものですが、目の前の結果に一喜一憂せず、淡々と努力を積み上げていくことが大切だと思います。朝の6時半から業務をこなし、終業後に帰宅してからオフィスに再出勤し深夜まで勉強したりエッセイを書いた日々は今後も忘れられないと思います。受験プロセスに正解はなく、あくまでも一受験者の体験談にすぎません。支えてくれている周りの方々への感謝を忘れずに、最後まで”あきらめず”に頑張ってください。皆様の受験生活が実りあるものになりますよう、心より応援しております。

体験記 (5)

項目 プロフィール
コース MBA
性別 男性
年齢 29歳 (2017年9月現在)
学歴 法学部
職歴 商社 5年

はじめに

正直あまり偉そうなことを語れる受験経験ではないのですが、何かの一助になれば幸いです。

Why MBA?

過去のバックグラウンドが通用しない世界の中で、自分に何が出来て何が出来ないか現在地を知りたい、そして周りから刺激を受けながら、今後の人生やキャリアを見直し将来の指針になる様なものを見つたい、という2点が大きな理由です。

Why Sloan?

キャンパスビジットやアドミッションのイベントで会ったSloanの人達は、みんなスマートだけど人当たりが良く、人として魅力的な人が多い、という印象で好感を持っていました。 又、学部生と同じ授業をとることも出来、他校では考えられない様な人達と交流出来ることは、上記Why MBAの一つでもある、周りからの刺激、という意味でとても魅力的でしたし、EntrepreneurshipやSustainability等、自分として興味を持っている領域に力を入れている学校だったのも理由の一つです。

受験スケジュール

2015年
10月 MBA受験を考え始める。社費派遣の応募条件がTOEFL100、GMAT650、募集時期が2月だった為、まずはTOEFL100点を目指す。
12月 TOEFLで100点をギリギリ達成。GMATの勉強に移行。

2016年
2 月 約1ヶ月半の勉強の末、一か八かでGMATを受験。スコア690点で社内選考の条件を満たす。ここから社費合格まで全然勉強しなくなる。。
4 月 社費合格。トップスクール受験に向け、TOEFL、GMAT共スコアを伸ばす必要ありと考え、110点を目標に据え、改めてTOEFLの勉強を再開。
7 月 TOEFL107点獲得。(最終的にはこれが提出スコアになったが、その後も年末まで受け続ける)
8 月 ダラダラとTOEFLを受け続けつつ、カウンセラーとのセッションを開始。この時点で本番はR2と自覚しつつも、R1でも1校にapplyすべく準備開始。
9 月 夏休みをとり、各校のキャンパスをビジット。この時R1で出願した1校のOn-Campus Interviewも受ける。     TOEFL受験がマンネリ化し点数が低調になってきた為、IELTSも受験開始。Overall 7.5を獲得(これまた提出スコア。出願先によってTOEFLと使い分け)
10月 ビジットの末、受験校を3〜4校にすることに決める。エッセイの準備を開始。     いよいよTOEFL/IELTSを諦めてGMATの点数を上げねばということで短期集中でのGMAT勉強を開始。(Y.E.SのSCを受講)
11月 GMAT 750点を獲得。(提出スコア) 12月 R1で出願の学校からwaitlist入りの連絡。

2017年
1 月 結局3校に出願。ひたすらinterview対策。
2 月 1校はinterviewに呼ばれず、もう1校のinterviewを受ける。
3 月 上旬にMITのInterview。その後、2月にinterviewを受けた学校からwaitlist入りの連絡。
4 月 MIT合格。

TOEFL

無駄な時間とお金をかけすぎました。反面教師として下さい。 最初に受けた数回で順調に点数が伸びたこともあり、数をこなせば問題慣れして点数が上がると信じ、単語やリスニング等でコツコツと努力を積み重ねることはせず、ひたすら闇雲にテストを受け続けました。結果、合計20回近く受けることになり、もう少し短期集中でやればよかったと反省しています。

GMAT

受験回数は3回で、690(M51/V31/IR7)→690(cancelしたので詳細不明)→750(M51/V40/IR8)です。
GMATについては運だと思います。11月に受けた2回目の結果が690点で、これはやばいと思った時、年間の受験権利5回の内2回しか消化していないことに気がつきました。もう準備とか良いからあと3回とりあえず使い切るつもりでいこうと思い、2回目から約2週間後に受けたところ750点が出ました。2回目と3回目で実力や準備状況に差があったとは到底思えず、ある程度の準備まで出来れば、あとは運だと思います。

Y.E.SのSCに通ったのが良かったです。通う前までは何となくで答えを決めていたのに対し、理屈を持って解けるようになりました。自信を持ってSCが解けると、時間的にも心理的にも余裕が生まれ、CRやRCに落ち着いて取り組めたのが、結果に繋がったと思っています。 (Mathは元々得意だったので、単語のチェック、問題慣れの為の演習以外特に準備はしませんでした。)

Essay

カウンセラーは江戸義塾のEdにお願いしました。ただ、ストーリーラインを考える段階では、自分のことを昔からよく知ってくれている人と議論しながら、骨子をまとめていきました。なかなか思い通りに表現できなかったり、自分的に良いと思って見せたのにイマイチだという反応が返ってきたり、ということを繰り返している時は、出口のない迷路に迷い込んだ様な思いでしんどかったです。最終的には、正解なんてないですし、とにかく自分が納得いくまで考え抜く、書き切ることが大事なんだと思います。 Edは、明確な方針や変更を提示してくれるわけではありません。当たり前と言えば当たり前ですが、自分の中からしか答えは出てこないですし、最終的に仕上げるのも自分、ということをプロセスの中で強く感じました。

Interview

英語のスピーキング力に自信がなかった為、とにかく練習しました。一人だとなかなかやりきれないと思い、カウンセラー合計6人を相手に相当な時間練習をしました。お金を最も注ぎ込んだプロセスだったと思います。英語でのハンデを補うには反復練習が必要というだけでなく、練習を繰り返すことによって話す時に余裕が出てくるというのが一番大事なことな気がします。面接官も人間で、内容と同時に雰囲気や話し方も印象に大きな影響を与えるので、自信を持って面接に臨める様、練習を重ねることをお勧めします。

その他

Essayを書き上げるのはしんどかった一方、自分の人生を振り返る良い経験になりました。過去お世話になった先生や友達に連絡をとって、自分についての意見を聞いたりしました。受験なんてしなければやらなかったことだと思いますし、やって良かったです。Essayに直接書く、書かないはともかく、折角の機会だと思うので是非振り返ってみて下さい。

最後に

想像していたよりも大変でしたが、今となっては良い思い出です。自分という人間を見つめ直し、それを異国の人に伝えるべくアウトプットの仕方を考える過程は、時に孤独でしんどいかもしれませんが、貴重な経験ですし、誰もが通る道だと思います。抱え込み過ぎず、家族や友達と会話して吐き出しながら、根気強く頑張って下さい。ボストンの地でお待ちしております。

体験記 (6)

項目 プロフィール
コース MBA
性別 女性
年齢 34歳 (2017年9月現在)
学歴 法学部
職歴 10年(総合商社にて輸出営業→事業投資→米国事業会社出向)

はじめに

英語非ネイティブ、かつ勉強から離れて10年経っていた私にとって、MBA受験は予想以上に大変な道のりでした。出願年の2年前から準備を始めましたが、「他の人より早めに始めたので大丈夫」「自分と同じようなバックグランドの先輩方がトップスクールに合格されているので、それなりに頑張れば自分も何とかなるはず」とMBA受験を甘く見る気持ちを持っていたために、友人達が2nd Roundで志望校への合格を決めていく中、自分は一人3rd Roundも全力で出願作業を続けることになってしまいました。これから受験に臨まれる皆さんにおかれては、ここでご紹介する私のスケジュールを反面教師にしていただき、決して受験を甘く見ることなく、早め早めに準備を進めていかれるよう強くお薦めします。また、MBA受験界には真偽不明の色々な噂(International Applicantは3rd Roundでは合格しない、このスクールにはこういうバックグランドの人しか受からない、etc.)があり、情報が少ない中どうしても振り回されてしまうものですが、前例がない=不可能ということでは決してありません。MBA受験もビジネスも、最後まで諦めなかった人が勝つゲームだと思うので、噂に惑わされず、自分の信じるとおり進めば自ずと道は開けてくると思います。

Why MBA?

入社8年目で出向した米国の事業会社において、自分が海外の組織ではマネジャーとして全く通用しないと痛感させられたことが留学を考え始めたきっかけです。幼少期の欧州在住経験もあり、自分は異なるバックグランドの人と関係を築いて新たな価値を生み出すことが得意だ、と思ってきましたし、それまで東京ベースに輸出営業や海外事業投資をする中では特に不足を感じることはありませんでした。ところが完全なるマイノリティとして買収した海外の会社に出向し、腰を据えてこの組織を変革していく立場になると、これまで商社の営業として培ってきた人の懐に飛び込むソフトスキルだけではチーム全員から尊敬を勝ち得ることはできないと実感し、できるだけ早く抜本的な対策を打たなくてはと考えました。本社にかけあって更に現場経験を積ませてもらうことも検討しましたが、出向先のアメリカ人同僚達が「これからのアメリカ社会ではMBAがないと話にならない」と言いながらこぞってパートタイムでビジネススクールに通っていることに触発され、将来彼らのマネジメントをするには、自分もMBAで教えられる共通言語を理解しておくべきだ、との考えからMBA留学を目指すことにしました。

Why Sloan?

最初は私費留学を想定していたため1年制の欧州校中心に考えていましたが、社費認定を受けた後は2年制プログラムをターゲットに切り替え、最終的に自分のキャリアゴール(日本の製造業、もしくはTech関連企業の価値向上に携わりたい)と性格(現場が好き、多様なメンバーで構成されたチームで何かを成し遂げるのが好き)を踏まえて、以下3点を学校選びの軸としました。

  1. ゼネラルマネジメントに強く、かつオペレーションやテクノロジー関係のプログラムにも定評あり
  2. アクションラーニングの機会が豊富
  3. 協力的な雰囲気

加えて、派遣元の商社では全世界で仕事をする可能性があるため、世界的な知名度とアラムナイネットワークがあるスクールが望ましく、かつ単身赴任で2年間住むことを考えてある程度都会が良い、などの条件を加味すると自ずとSloanが第一志望に浮上してきました。ただし、就職活動同様、自分が行きたい学校と自分を評価してくれる学校は必ずしも一致しないだろうと考えたこと、また社費での出願のチャンスは一度しかないことから、Sloan以外にも多数の学校に出願してリスク分散を図りました。

受験スケジュール

2015年6月 アメリカ駐在中に、社費にせよ私費にせよ2017年から留学することを決意。ネットの合格体験記を読み漁り、GMATとTOEFLの勉強方法の目途を立ててまずTOEFLの勉強を開始。
2015年9月 TOEFLでひとまずの目標点であった106点を獲得したため、濱口塾に入塾してGMAT対策を開始。併せて会社との社費派遣交渉を開始。
2015年12月 日本に帰国。
2016年2月 数ある合格体験記上の忠告を無視して、GMATお試し受験を敢行。620点(Q42, V34)を取る。Mathを頑張れば次回何とかなるか、と勘違いする。
2016年5月(今思えば)またもや準備不足のままGMAT2回目を受験。再度620点(Q48,V27)に終わる。
2016年6月 度重なるネゴが実を結び、晴れて社費認定獲得。
志望校をUSトップスクールに変更し、TOEFLを一段引き上げるべくE4TG通いを開始。また、この頃から受験仲間の誘いでマスアカ対面授業及び模擬試験にも参加するように。このタイミングでエッセイカウンセラーも決定。
2016年7月 GMAT3回目。満を持したつもりがまさかのスコアダウンで600点(Q46, V25)。帝国ホテルロビーにて30分ほど脱力。
GMAT惨敗の翌日にやさぐれモードのまま久々のTOEFLを受験したところ、108点が出て少し浮上(出願スコア)。
2016年8月 不安にかられてAffinityのSC Web講座に申し込むものの、業務が多忙を極めて勉強の時間が取れなくなり、焦り始める。
2016年10月 GMAT4回目で630点(Q49,V27)。引き続き業務多忙の中、顰蹙を買いながら有休を取って勉強するもスコアは出ず。
なぜ勉強すれども一向にVerbalの点が伸びないのか訳が分からなくなる。人生で一番落ち込む。
2016年11月 カウンセラーにおしりを叩かれ、渋々エッセイに着手するも、GMAT対策に忙殺されて中々筆が進まない。
2016年12月 GMAT5回目。間違いなく人生で一番勉強した1か月半であり自信もあったが、本番は今だかつて経験したことのない
プレッシャーに圧し潰されてVerbal冒頭で頭が真っ白に。終わってみれば安定の620点(Q49,V25)。
自分の豆腐のようなメンタルではGMAT600点台前半しか取れない運命なのだと思い定め、今更ながらGRE転向を決意。
これまた遅ればせながら、カウンセラーと相談して社費対象となるスクールからあまりスコアセンシティブでないと
言われる8校を選び、大急ぎでエッセイを量産 2017年1月 2ndラウンドにて8校出願後、GREを受験してGMAT換算670-680点を取得し、全校にスコアアップデート依頼。その後3校からInterview Invitationを受け取ったものの、志望度の高いスクールからはことごとく梨の礫。
2017年2月 Invitationを受け取ったスクールをビジットしつつインタビュートレーニングに勤しむ日々。
合間を縫ってほぼゼロ対策でGMAT6回目を受験したところ、予想と手応えを裏切るまさかの700点(Q49,V35)が出る(出願スコア)。
直後、1校目の合格通知を受け取り何はともあれ安堵する。
2017年3月 折角700点が出たので3rdラウンドでの出願を決め、志望度の高い5校に弾丸ビジットを敢行。
新しいカウンセラー(Ed Lee)と契約、また受験仲間からの助けも得てエッセイを一から練り直す。
2017年4月 3rdラウンドにて5校に出願、うち4校からInterview Invitation受領。
2017年5月 MITを含め複数校から合格通知を受領。メンターやMBAホルダーの先輩方にも相談し、MITに進学決定。

TOEFL

TOEFL 108 (R27, L29, S24, W28):駐在中だったこと、また試験の英語には特に苦手意識がなかったこともあり、独学プラスWebベースのサービスで対策しました。

1) Reading
人気の旺文社「TOEFL単語3800」のスタイルが好きになれなかったこと、また日本人に馴染みの少ない学術系トピックへの慣れが大事だと思ったので、ペレ出版の「TOEFL TEST必須英単語5600」を日本から取り寄せて対策。著者が薦める通りCDと速読と単語暗記を組み合わせた学習方法で1周した後は、ETSが出しているOfficial Test(赤表紙)とOfficial Guide(青表紙)を時間を計りながら解いて感覚を養った。

2) Listening
上述の「TOEFL TEST必須英単語5600」のCDと、Official Test(赤表紙)とOfficial Guide(青表紙)で対策。駐在中なのが良かったのか、聞き取りには大して苦労しなかった。

3) Writing
当初自己流で書いていた時はなかなか25点の壁を越えられず苦労したが、Web TOEFLからIntegrated Writingのテンプレートをもらって添削を受け、またUSA ClubでIndependent Writingの添削を受けた後は27-28レベルで安定した。できるだけ早く自分なりのテンプレートを固め、それを使って何度かプロの添削サービスを受けるのがスコアを安定させる近道。

4) Speaking
テイエス企画の「TOEFL TEST対策iBTスピーキング」の本を取り寄せ、1か月ほど通勤の車中でCDの模範解答を繰り返しシャドウイングしたら23点で安定した。その後E4TGに2か月通ったが結局1点しか伸びず。ただし、E4TGの「鉄板ストーリーを幾つか作って使いまわすことで、どんなトピックが来ても具体例豊富なストーリーを話せるようになる」という戦略は基本的に正しいと思う。WritingもSpeakingも、具体例をいかに盛り込めるかが高得点の鍵なので、時間を節約して早くスコアを安定させたい人にはE4TGはお薦め。

GMAT

GMAT 700(Q49, V35, AWA6.0, IR7):この試験を甘く見て、ダラダラと勉強を続けてしまったせいで苦労しました。巷で言われている通り、680点なければインタビューにも呼ばないスクールが多数ですので、少なくとも680、できれば700、願わくば720Overを達成したいところです。6回受けた私が言っても説得力がないかもしれませんが、GMATは英語非ネイティブの日本人であっても、OGをきっちりやりこんで基礎固めをした後にPrepを繰り返し、GMAT脳を作った状態で4回立て続けに受ければ、うち少なくとも一度は700Overが取れる試験だと思いますので、「この程度勉強すれば良いだろう」と見切り発車で受験するのではなく、万全の状態で本試験に臨まれることをお薦めします。なお、予備校ですが、私は準備期間中に駐在していたり海外出張が立て込んだりしたため、リモートで受講可能な濱口塾とAffinityのみにお世話になりました。どちらもVerbalの基本解法を学ぶ上で大変有用でしたが、最終的に700レベルの実力に持っていく上で役立ったのはOG,Prep,Question PackというGMACが作成した問題群でしたので、Verbalスコアが伸び悩んでいる方は、予備校ホッパーになる前にまずこれらのGMAC問題、及びその解説にきっちり取り組まれるようお薦めします。

また、本試験中の心構えについては、QもVも、高得点を出すには前半の正答率をできるだけ上げる必要があるので、700点が出た回では最初の15問程度は慎重かつ丁寧に解き、その後は時間のかかりそうな難問は捨てつつ、解けそうな問題を悩みすぎずにテンポ良く解いていくようにしたところスコアが出ました。

1) Verbal
もう一度やるのであれば、Prepを一度通しで解いてイメージを掴む⇒iKnowアプリを使ったボキャブラリービルディング&濱口塾単元別⇒OG(解説も精読)⇒Question Pack⇒濱口塾実践問題⇒Prepの順で対策します。Prepを受けて安定して700overが出るようであれば本試験を受け、Prepでなかなかスコアが伸びないようであればAffinityで苦手な科目を単科で取るようにするかと。なお、2回目の受験以降はSCの点が安定せず苦労しましたが、受験後期で詳細なエラーログを作るようにしたところ同じ間違いを繰り返さないようになったので、問題演習をする度に、間違えた理由や苦手な論点をエクセル等に纏めていくのがお薦めです。

2) Math
もう一度やるのであればマスアカ⇒濱口塾単元別⇒OG⇒Question Pack⇒濱口塾上級問題&Prepの順で対策します。私は大学受験数学が大の苦手でしたが、これらの問題を全てきちんと潰したところ、本番でどんなに緊張しても49点は取れるようになりました。

3) AWA
特段これといった対策はせず、濱口塾でもらえるテンプレートを覚えて、Prepで何度か書いてみたくらいです。最高点(6.0)が出た際は、ネットで読んだ合格体験記を参考に、濱口塾テンプレのストラクチャーにGMAT Clubで落ちているテンプレートの中の高度なボキャブラリーを散りばめて回答したところ点が跳ね上がったので、この手法は有効と思われます。ただ、トップスクールを狙うには4.5以上欲しい、といった話も聞きますが、周囲には3台でトップスクールに通った人もいます。GMATにおいて一番大事なのはあくまでもスコアで、AWAとIRは「どこまで合否に影響するか分からないが、低すぎると気持ち悪いのでそれなりの対策をしておく」くらいのつもりで良いと思います。

4) IR
AWAに同じく、対策はPrepのみです。手応えは毎回あまり変わらないのに、スコアは4-7の間でブレたので、正直良くわからない試験です。アドバイスとしては、読む分量が多い問題にスタックせず、問題文が短い問題や、グラフの読み取りで済む簡単な問題を確実に取りにいくこと、くらいでしょうか。

Essay

スコアさえ取れれば合格できる日本の大学受験とは異なり、MBAは以下3点の掛け算で合格が決まります。
① プロファイル(性別、海外経験、職歴、学校とのコネの有無など最早変えられないバックグラウンド)
② スコア(GMAT & TOEFL)
③ デリバリー&パフォーマンス(エッセイとインタビュー、それにビジット等所謂”熱意を見せる”アクションも含む)

つまりスコアの獲得はスタートラインにすぎず、後に続くエッセイで如何に自分がスクールに貢献できる人材かをアドミッションに理解させられなければインタビューに呼ばれず、仮にインタビューに呼ばれても、そこで自分がエッセイに書いた通りの(もしくはそれよりも更に面白い)アプリカントであるとインタビュアーに感じさせられなければ合格には繋がらないのですが、2nd Round出願時の私はそのことが良く分かっておらず、低GMATスコアを言い訳に自己分析も学校調査も不足のまま、中途半端なエッセイを提出していました。2nd Roundの結果が思わしくなかったことを受けて初めて、第三者にエッセイを見てもらって自分のエッセイに改良の余地が多くあることに気づき、一から自分の強みを分析しなおすとともに、ビジットやアラムナイ訪問を通じてスクールへの理解を深めた上で、なぜ自分がこのスクールでMBAを取りたいのか、また自分はクラスにどのような貢献ができるのかをストレートに訴えるエッセイを書くよう心掛けた結果、我ながら大幅な改善ができ、それが合格につながったと思っています。ですので、これからエッセイを書かれる方は、メインカウンセラーの他に受験仲間やアラムナイにエッセイを読んでもらって「スクールカルチャーやプログラムへの理解があることをアピールできているか」「自分のユニークさが上手く伝わっているか」の2点で厳しいフィードバックをもらうようになさると良いと思います。

ちなみにカウンセラーですが、2ndと3rdでは違う人にお願いしました。2ndで起用した方も決して悪くはありませんでしたが、良くも悪くもクールでビジネスライクな点が、私の隙あらば手抜きしたい性格と相性が悪いと感じていたため、3rdからは2ndでインタビュートレーニングを依頼して好感触だったエドにお願いしたところ、これが大正解でした。エドは私のドラフトに納得いかない箇所があれば容赦なく突っ込んでくれますし、また、日本随一と言われるクライアントネットワークを通じて各校の在校生やアラムナイを紹介してくれたり、各スクールの違いを説明してくれたりと、手厚くサポートしてくれて、大変感謝しています。周りの受験生の話を聞いていても、カウンセラーとの相性の良し悪しは確実にあるようなので、今のカウンセラーが合っていないと感じたら思い切って変更することも大事です。

Interview

前項でも述べた通り、インタビューは最後にして最大の関門だと思います。私は業務上英語での商談やプレゼンの経験がそれなりにあったので、最初は「ぶっつけでも何とかなるだろう」と甘く見て大した対策もしなかった結果、1校目のインタビューで大失敗し、その後は受験過程でも最も多くの時間とお金をインタビュー対策につぎ込みました。具体的にはメインカウンセラーに加えてMatthew AldridgeやJessica King, Ed Leeなど著名なインタビュートレーニングのカウンセラーとお金に糸目をかけずに契約し、2月と4月後半のほぼ毎日、モックインタビューをしまくりました。想定問答集を作っている仲間もいましたが、自分の場合は書き物に落としてしまうとアドリブが利かなくなりそうな上に不自然に聞こえそうで怖かったので、敢えてカンペは作らずに、カウンセラーに質問してもらう⇒その場で回答を考える⇒カウンセラーに内容や表現を手直ししてもらう、の流れをモックインタビュー中にできるだけ多く繰り返し、セッションが終わった後は録音を聞き直してシャドウイングする、という形を取りました。特にMITの特徴であるBehavioral Questionに苦手意識があったので、MITのInvitationを受け取ってからは受験仲間にも手伝ってもらってインタビュー前日まで練習を繰り返し、自信を持って簡潔に話せる、かつ自分のユニークさを伝えられるネタのストックを増やすよう努力しました。その甲斐あってかMITのインタビュー本番では全ての質問に落ち着いて回答することができました。

その他

「3rd RoundではWhy 3rd Round?を説明することとコミットを見せることが何より大事」とのエドのアドバイスに則り、Optional Essayが書けるスクールではOptional Essayで、そうでないスクールでは通常のエッセイ中で、3rd Roundでの出願に至った経緯について説明するようにしました。真偽のほどは不明ですが「3rdでは残った席が少ないため、前のラウンドでは通るレベルのアプリカントでも落とされて翌年以降の再アプライを勧められる」との話を聞いたので、Optional Essay中では「なぜ2019年までにMBAを取りたいのか」という点に特に紙面を割きました。

また、コミットを見せるべく、3rdでの出願校にはビジットしてアドミッションや在校生と話してアドバイスをもらい、また、可能な場合はできるだけキャンパスに出向いてインタビューを受けるようにしました(そもそも3rdではOn Campus Interviewしか選択肢のないスクールも多く、International Applicantの受験を想定していないんだな、と実感させられました)。これらのアクションがどこまで有効だったのかは良く分かりませんが、後々行かなかったことを悔やむくらいなら行っておいた方が良いと思います。

最後に

ここまでお読み下さった方はお分かりの通り、私のMBA受験は行き当たりばったりの結果オーライで、決して万人にお薦めできるやり方ではありません。最終的に志望していたSloanに合格できたのは運によるところが大きいですし、私の体験だけを以て「3rdまでに間に合わせられれば皆さん何とかなりますよ」とは口が裂けても言えません。ただ、一般的に「3rdでInternational Applicantが合格するなんて無理」と言われる中で、最後まで諦め悪く粘ったからこそ、カウンセラーやアラムナイ、在校生に受験仲間など多くの方からサポートをいただくことができ、結果に繋がったのだと思っています。私も沢山の方々のサポートのお陰で何とかここまでたどり着けましたので、もし私でお役に立てることがあればいつでもご連絡下さい。