# | 業界 | 学部 | 入学時年齢 |
---|---|---|---|
1 | 通信・IT | 情報系(院) | 35 |
2 | 金融 | 理系 | 29 |
3 | 通信・IT | 法 | 31 |
4 | コンサルティング | 工 | 27 |
5 | 広告代理店 | 法 | 30 |
6 | 金融 | 経済 | 28 |
7 | 金融 | 工 | 33 |
8 | 金融 | 工(院) | 29 |
体験記 (1)
項目 | プロフィール |
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コース | MBA |
性別 | 男性 |
年齢 | 35歳 (2016年9月現在) |
学歴 | 情報系(院) |
職歴 | 11年 |
はじめに
私は「年齢が高い」、「海外経験が少なく、語学力にも自信がない」、「きらびやかなキャリアではない」という三つのビハインドを負っていたため、MIT Sloanに合格できるとは思っていませんでした。どなたにもチャンスはあると思いますので、諦めずに挑戦してください。私の体験記がその一助になれば幸いです。
Why MBA?
社内で新規事業の立上げに関わっていた際、自社のリソースに頼らず、会社や社会に貢献できる大きな事業を起こせるようになりたいと思ったことが、MBAを目指したきっかけです。
Why Sloan?
Tech系の学校を中心に受験しました。その中でも、以下の点に魅力を感じ、MIT Sloanを第一志望として取り組んできました。
- Action Learningの機会
多くの学校がAction Learningの機会を設けておりますが、その中でもMIT Sloanは特にその機会と内容が充実していると感じました。またカリキュラムの自由度も高いため、Action Learningを多く取れる点にも惹かれました。 -
他学部と連携できる機会
Technologyのトップ校である点は言うまでもないですが、MBAプログラムでもそれらの学部と連携できる機会がある点に魅力を感じました。特に、工学部の学生と共同で、彼らが持っている最先端の技術をビジネス化する「i-teams」という授業は、他の学校では得られない経験だと思いました。 -
Collaborativeなカルチャー
説明会等でMIT SloanはMatureでCollaborativeなカルチャーだと聞いていましたが、キャンパスビジットをした際にそれを実感しました。複数の学校をビジットして、その雰囲気の違いを肌で感じてみることをお勧めします。
受験スケジュール
- 2013年頃:漠然とMBAを考え始め、ReadingとListeningのみ勉強を始める。
- 2014年12月:TOEFLのReading/Listening対策を本格的に始める。
- 2015年4月:社費試験に合格
- 2015年5月:GMAT対策でAGOSに通い始める。TOEFLの受験を始める。2回目で98を取得し、勘違いする。
- 2015年7月:エドとコンタクト開始。まずはGMATを終わらせるべきとのアドバイスをもらい、GMATに専念。
- 2015年8月:GMAT初受験。750点を取得でき完了。ただし、TOEFLはスピーキングが全く伸びず、95点前後。
- 2015年9月:TOEFL受験を続けつつ、エッセイの作成開始。
- 2015年10月:1st roundで2校出願。インタビュー対策開始。TOEFL受験は継続。100点をギリギリ突破。
- 2015年11月:出願した2校とインタビュー。2nd round 出願予定3校のキャンパスをビジット。
- 2015年12月:TOEFLで103点取得。出願スコア。
- 2016年1月:2nd round出願。
- 2016年2~3月:MIT Sloanを含む3校とインタビュー。
- 2016年4月:MIT Sloan合格。2013年頃:漠然とMBAを考え始め、ReadingとListeningのみ勉強を始める。
- 2014年12月:TOEFLのReading/Listening対策を本格的に始める。
- 2015年4月:社費試験に合格
- 2015年5月:GMAT対策でAGOSに通い始める。TOEFLの受験を始める。2回目で98を取得し、勘違いする。
- 2015年7月:エドとコンタクト開始。まずはGMATを終わらせるべきとのアドバイスをもらい、GMATに専念。
- 2015年8月:GMAT初受験。750点を取得でき完了。ただし、TOEFLはスピーキングが全く伸びず、95点前後。
- 2015年9月:TOEFL受験を続けつつ、エッセイの作成開始。
- 2015年10月:1st roundで2校出願。インタビュー対策開始。TOEFL受験は継続。100点をギリギリ突破。
- 2015年11月:出願した2校とインタビュー。2nd round 出願予定3校のキャンパスをビジット。
- 2015年12月:TOEFLで103点取得。出願スコア。
- 2016年1月:2nd round出願。
- 2016年2~3月:MIT Sloanを含む3校とインタビュー。
- 2016年4月:MIT Sloan合格。
TOEFL
TOEFL 103(R28/L27/S20/W28):最後までスピーキングのスコアが伸びず103点どまりでした。スピーキング以外は早い段階で28点前後を安定して取れるようになっており、スピーキングに慣れてくればトップ校の目安である105点は突破できるだろうと楽観視していました。その油断からか、スピーキングのトレーニングにあまり時間をかけず、1st round、2nd roundと立て続けに迫ってくるエッセイやインタビューに時間をかけていました。結果として、最後までスピーキングのスコアは伸ばすことはできませんでした。E4TGなどの有名予備校に行く、IELTSに切り替えるなどの対応を早い段階で取っていればよかったと今では思います。MIT SloanがTOEFLスコアを必要としないのは本当に幸運でした。
GMAT
GMAT 750(V39/M51/IR3/AWA5):初回の受験で運よく750点を取ることができました。VerbalはAGOSの中山先生、Mathはマスアカを使っての独学でした。5~6月に中山先生のVerval Strategyを受講し、7月にVerval Practiceを受講しました。8月頭に試験を受けGMATを終わらせました。Verbalで利用したテキストは、中山先生のテキストとOfficial Guideのみで、それぞれを3周くらい繰り返し解き、各問題を自身で解説できるレベルまで理解を深めました。また、受験前の1週間は夏休みを取り、テキストの復習とGMAT Prepでの模擬試験と、GMAT漬けの日々を過ごしました。多くのテキストに手を出さずに一つのテキストを徹底的に繰り返す作戦と、短期集中で臨む作戦が功を奏したと思います。なお、IRはGMAT Prepでは6点を取れていたため、あまり勉強しませんでしたが、試験当日は一つの問題で嵌ってしまい、まさかの3点でした。ただ、私の出願時点ではIRはまだ参考扱いであったため、再受験はせずこのスコアのまま出願しました。
Essay
Essayのネタ作りは、AGOSの出願パッケージの授業に出て、5月から少しづつ準備を始めていました。本格的にEssay作りを始めたのは、GMATが完了した8月からです。カウンセラーはエドとAGOSの日本人カウンセラーを併用しました。日本人カウンセラーとのカウンセリングでアイデアのブレストを行い、エドとのカウンセリングでEssayを仕上げていくという進め方をしています。1st round出願校のEssayは8月中旬~9月中旬で1校目、9月下旬~10月上旬で2校目を仕上げました。1st roundのインタビュー対策として10月~11月上旬にネタをブラッシュアップしたため、そのネタを活用することで2nd roundのEssayはそこまで苦労せずに仕上げることができました。MITのEssayではWhy MBA/Why MITを聞かれないので、Optional Essayを使ってそれらをアピールしました。Optional Essayは形式を問わないので、当初はスライド等を作ることも考えましたが、最終的には通常形式のEssayを提出しました。
Interview
インタビュー対策は、エドのみと行いました。Essayカウンセラー以外ともインタビュー対策をすべきという方もいますが、私はインタビューにあまり自信がなかったため、別のカウンセラーの観点を入れるよりも、既に私のことを理解してくれているエドと完成度を高めることにしました。準備としては、初めにWhy MBAやWalk me through resumeなどベーシックな質問の回答を準備し、それらを自然に対応できるようになるまでひたすら練習しました。またBehavioral Interview Questionsに対応するため、エピソードを7,8個整理し、それらのエピソードを色々な質問に応用して使えるように練習しました。MITのインタビューでもBehavioral Interview Questionsを多く聞かれましたが、大半は準備していたエピソードで対応することができました。
最後に
MBA受験は予想以上に大変でしたが、家族、上司、カウンセラー、Sloan在校生・卒業生など、多くの方々のサポートのおかげで、第1志望であるMIT Sloanに合格することができました。自分を信じて最後まで諦めないで頑張ってください!皆様とSloanieとしてお会いできることを期待しております。
体験記 (2)
項目 | プロフィール |
---|---|
コース | MBA |
性別 | 男性 |
年齢 | 29歳 (2016年9月現在) |
学歴 | 私立大理系卒 |
職歴 | 外資金融 5年 |
はじめに
一番大切な事なのでこの項で書きますが、原則Admission Processは非常に複雑なブラックボックスだと思っています。確度の高い情報はまずないと思った方が良いです。その中で結果を出すためには心ある先輩方やカウンセラーからバランスの良い情報を集め、自分なりの決断を積み重ねていくことだと思います。私も偉そうなことを以下にたくさん書いてしまいましたが、自分の意見が常に正しいとは全く思いません。あくまで一人の受験生の軌跡としてささやかながら皆様のお役に立てれば幸いです。
Why MBA?
キャリアの行き詰まりとなるべく若いうちに国際経験を積みたいという思いからくる焦りが募ったため。きっかけの1つはアメリカのヘルスケア系VCに30通ほど送ったレジュメとカバーレターが総シカトされたこと。ここを壊すには学歴を積むのが正攻法かと。
Why Sloan?
たまたま唯一受かったMIT Sloanは人柄面から自分にマッチしているように思う。ビジネススクールは腹に何か抱えてそうだけど表面上はすごく良い人が多いなーと思ってましたが(投資銀行ほどじゃないですけどね・・・)、Sloanはほんとに根っから善人で面白い人たちばかり(のはず)なので行けることになって本当に嬉しいです。良い学校なので是非official/unofficial info sessionとかキャンパスビジット来てください。
受験スケジュール
- 2015年3月 TOEFL対策開始、Andy田開さんの門を叩く
『MBA受験はリスクがでかい。キャリアの他の場面に全く役立たない内容に年単位で忙殺されることになってしまう』と思い対策開始をためらっていた。これは結果的に全くの間違いだったわけだが、友人との何気ない会話からTOEFLくらいなら受けても良いだろうとAndyさんの講座を受講した。ここで得られる韓国本は頼りになった。またこの時出会った方がMBA受験について詳しく、有益かつ包括的な塾情報を得ることが出来た。多謝。 -
4月 下旬から同時並行でGMAT対策開始、YESに通い始める
久々にテスト対策に没頭してみると、日々何かの能力が伸びていく感覚が心地よく勉強にはまっていく。2016年入学の短期決戦にしたかったのでYESでGMATの受験対策開始。GMATはどこから手を付けたら良いか分からなかったが、知識的に絶対足りないのはSCとマス部分だけ(こっちは皆のマスアカ)で後は論理思考とか英文読解力とかの類なのでYESでSCからやるのは理にかなっていたと思う。YESで偶然再会した大学時代の友人からも多くの情報を得ることで受験に弾みがついた。彼には本当に感謝。 -
5月 TOEFL110点獲得、GAMT、TOEFLの両立に苦しんだが運よくスコアが出て安心
105-110点のレンジがコンスタントに出せる自信はあったが、そこから109に到達するかは運頼みの状態。GMAT/TOEFL、どちらかに集中して脳を整えた方が効率よく点数が出せるか悩んだが早い段階でなんとか点数が出てよかった。詳しく書かないがAndyさんの勉強会で得た情報が活きた。方法論の理解、モチベーション、結果が揃い良いリズムが出たこの頃からトップスクール受験に向けた思いは揺るぎなくなっていく。 -
6月 GMATに集中、YES教材を反復しながら速読力を上げる
YES吉井先生の話を聞き、アラサーにして英文法観が一変。先生に対する確固たる信頼を基に淡々と対策。速読力はなかなか伸びない中CR、RCをひたすら実戦形式で練習。GMACが出している公式問題が思いのほか少なく練習材料に困ったがiphoneアプリは重宝した。ランチを買いに行く時や通勤時などに活用。またこの頃、本業とは別で手を挙げた社内の大きなプロジェクトが佳境に差し掛かっていた。この際残せた実績/リーダーシップ経験がエッセイ・面接を突破するカギとなった。この時期でも戦略的にエッセイネタを作っていくことは有効では。 -
7月 GMAT初回受験、スコア730獲得も低GPA/AWA/IRが気にかかり勉強継続、同時にエッセイ開始
低GPA/高偏差値で元四谷大塚の神童だった僕はGMATで圧倒的な点数を取るしかないと思っていた。低GPAには色々なところで突っ込まれ(某カウンセラーにはDisastrousとまで…)最後まで悩まされました。おまけにIR/AWAも悪く(ここへのケアは意見の分かれるポイント)泣く泣く継続。しかし飽き性の僕は既にGMAT対策に辟易としていたためエッセイ対策開始。江戸義塾の初カウンセリングは感覚が掴めなかったがとりあえずStanfordのwhat matters most to youを考え始めたら楽しくなって毎日思い出に耽ったり、妄想したり。 -
8月 エッセイに集中(逃避?)、自己理解は深まっていくものの時間は無常に過ぎ去り成り行きで1st出願断念
志望動機も自己理解もあやふやだった自分はここからが苦労の始まり。文字通り五里霧中、暗中模索。知り合いの伝手をたどったalumni/current studentsや友人に話を聞きまくる。(皆さま本当にありがとうございましたm(__)m)ネットのPersonality/Leadership type診断サービスを片っ端から受ける。コーチングに通う。毎日六本木のスタバで3時まで悶々としてから帰り昼間に暇を見つけて仮眠をとりなんとか凌ぐ。 -
9月 最初のカウンセリング契約も合わずに即契約解消、下旬からキャンパスビジット
面白い自己分析は終わりが無いプロセスだと気付き一旦キリをつける。同時にカウンセリング契約。過去の実績を基に決めたがこれが失敗。1社目の人とは全く合わず即契約解消→江戸義塾パッケージ契約。ただでさえストレスフルなMBAプロセス、一緒にやってしんどい人とは出来ない。この時期に上記大学時代友人が早々と合格を勝ち取る(スゲー・・・)。以後彼には相談しまくった。キャンパスビジット、全学校の日本人在校生の温かさに感動(以降相談に乗って頂きまくる)しつつ大学の規模と雰囲気に憧れの想いを強める。授業の雰囲気と校舎の規模に飲まれ、絶対Harvardに行くと心に誓う。叶わなかったこの願いが以降僕を強く支えてくれた。 -
10月 GMATを卒業、そしてスケジューリングに苦しんだエッセイ地獄
2, 3回目のGMATも730。呪われている。苦も無く全文を読んで答えを出しても時間が余るレベルまでいったのでもっと点数が出ると思っていた・・・悔しいがしょうがない。切り替えて実際の設問を使ったエッセイ執筆開始。エッセイのスケジューリングは非常にむずい。やったことないのだからとも言っていられない。一応10月中に3校、11月に1校、12月に1校という計画を立てたが最初のColumbiaが終わったのが10月末。しかしながらエドにyou’re on trackと言われ安心。皆言うが一校目が終わるとその後は早い。特にColumbiaは設問が王道かつ網羅的だったためその後ほどなくWharton、MITも終える。 -
11月 Stanfordに取り組む、what matters most to youなんか分からねえ
コーチングサービスのコーチと話し合いひたすら深める。もはや哲学者。自分なりの答えには着く。ここは最もやり方に個人差が出る上に自分で答えを出すしかないと思うのであまり長く書きません。 -
12月 Harvardのエッセイを中心に仕上げる、出願直前に色々手落ちがあり焦る
仕事上で非常に大きな事件が起き一気にしんどくなるがなんとかHarvardを仕上げていく(ここでは特に色々な人に意見を聞きました)。出願直前になり思っていた以上に多量の入力事項がありテンパる。自分が一番テンパったのはTOEFLスコアレポート送付。年末年始でスケジュールも思うようにいかないので一カ月前くらいには一度全ての提出物、記入項目をチェックしておいたら良かった。 -
2016年1月 出願後、しばしボケるも気を取り直し英語練習開始
一度完全にボケるも気を取り直し英語練習。私は基本面接specificにはエドを、英語力全般ではフィリピン系サービスを中心に激安ネット英会話総動員体制を敷く。Submit 2日後にYaleから面接招待が来て調子に乗るが、思えばこれが長い長い待ち/不合格地獄の始まりだった。 -
2月 面接対策と次々来る不合格通知、2回目のキャンパスビジット
Columbia, Harvard, Whartonと連続で不合格通知をもらいなりふり構っていられなくなる。受かる気満々だったHBSに面接すら呼ばれなかったことは大きなショックだったがこの頃から面接対策に本腰が入る。1日5時間程度は面接練習に加え反省・内容推敲。Yaleは東京で面接をするにも関わらずわざわざ渡米面接し、MITにも顔を出す。あらゆる知り合いに当たってMITは現役生・Alumni合計30人以上は会った。実はNYで仕事面接も無理矢理くっつけたがこのあたりの努力が功を奏したと思う。この時期は初恋の中学生の様に毎晩iPhoneとにらめっこ。 -
3月 面接本番、その後はパワプロとマンガ
MIT Sloan面接。Impressしてやろうと思ったのに眉をピクリとも動かさない面接官に焦る。言いたいことは全て言ったが終わった後は絶望感満載で久々に母に電話して泣き言を言った。(本当)それでも受かったのはそもそも世界中の成功者/スーパーエリート達を見てきたベテラン面接官を感動させようというのがおこがましかった、面接以外の部分で決まった、あたりが理由か?真相はもちろん分からない。その後日本に面接に来ていたYaleのAdmissionに会いに行き色々と話して出願プロセス終了。両校には和紙のお礼状を出す。その後合格まではひたすら睡眠・パワプロ・大好きなマンガとサッカーをして過ごす。この期間に心身ともに一気に浄化されたことから自身がよほど疲れていたことに気付く。 -
4月 合格通知をもらう
泣いた。
TOEFL
Andyさんが全て。詳しくは下記URLから。
http://andymina.blog136.fc2.com/page-3.html#entry611
GMAT
上記スケジュール項の4月から7月くらいを見てください。
Essay
①内容面
当初はMDホルダーであることや仕事面での実績、リーダーシップスタイル・経験が中心だったが途中からは熱意(行動と理解、意気込みなどのアピール)とコミットメントを核とした。私もそうだったがこの2点は多くの日本人が思っているよりも遥かに重要だと思う。ネットワーク社会であるアメリカにおいてコネクションの力はAdmission processでも活きてくる/それを作るスキルを見せることはそのままビジネスパーソンとしての能力証明になる。(コネの重要性についてはSloanの先輩LilacさんのBlogに譲ります。)
http://blog.goo.ne.jp/mit_sloan/e/0427636a1a2c4b79fcde68f677729708
また各トップ校が差別化を図りFitを押し出していく中で志望校の深い理解とそれに基づいたどうしても入りたいという熱意は大半の学校のAdmission Teamに響くはず。
②カウンセラー選び
1人目に失敗した後は以下の点を気にしていました。エドは2点とも素晴らしかったです。
- フィット:どんなにプロセスがうまくいかなくても、議論が紛糾しても気持ちの良い関係を続けられるか?素の自分を出しやすいか?
- 姿勢:受験生の合格をどこまで自身の喜びとして本当に願ってくれているかvsカウンセリングをあくまでビジネスとして捉えているか
※エドは抱えているクライアントが多く自然と情報が多く集まる。メインにせずともたまに話を聞ける状態にしておくと良いかも
③その他
オーナーシップを持つことがとにかく大切だと感じています。大小非常に多くの事に迷うし、本当に色々なことを言われるがそれらと良い意味で距離感を保ちながら一歩一歩磨いていくことが重要だと思います。
Interview
最初は要領を得ないがエドについていきながら色んな人に話を聞いたり練習することで方向性をつかんだ。後はひたすら練習。反省点として面接官の反応に惑わされないことも重要かと思う。
その他
推薦状作成は私費では皆が悩むところだと思います・・・私の場合は社内で最も信頼する2人に頼んだ。お願いする時に2人が書いていることを誰にも明かさないことを約束したので詳しくは割愛したい。さすがに綿密にコミュニケーションを取りながら全校出すのは手間がかかったはずだがとても快く対応してくれた。
最後に
冒頭に書いた『MBA受験はキャリアの他の場面に全く役立たない内容に年単位で忙殺されることになってしまう』という誤解について少し語ります。がむしゃらに動き回った結果プロセスが終わった頃には意外と大きく成長することが出来ました。伸ばしたかった英語力は飛躍的に改善しました。特にReadingで英文記事が苦も無く読めるようになったことは僕にとって大きな収穫です。またキャリアについて、入社当初の想いは薄れ、何がやりたいか分からないままダラダラ過ごしていた日々よりは少しだけ視界が開けたと感じています。目標を掲げて、夢を見ながら重圧に耐えて頑張る。そんな日々から濃い経験が出来ました。所詮受験、受からなければ・・・という思いは私も抱いていました。ただ唯一受かったMIT Sloanの発表前日、六本木のスターバックスで感じた『これで落ちたら本当に辛い。でも受からなかったとしても後悔はない。』というのもまた偽りのない気持ちです。MBAは受験もその後も大きな投資で気軽に人に勧められるものでは無いです。しかし自分と同じような境遇にいる方がいたら少し背中を押してあげられたらと思っています。渡米前の自分が言うのもおかしい気もしますが。2年後には胸を張って同じことを言えていると良いですね。蛇足ですが(言いたい事ありすぎてすみません)、ストレスマネージメントの一環で運動は皆に勧めています。僕はマラソンの目標タイムを設定しTT athletic clubというところでモンスター達と走り込んでリフレッシュしました。フットサル仲間募集中。
体験記 (3)
項目 | プロフィール |
---|---|
コース | MBA |
性別 | 男性 |
年齢 | 31歳 (2016年9月現在) |
学歴 | 法学部 |
職歴 | 9年(販売アナリスト→営業→経営企画→営業) |
はじめに
自分は社費のアプリカントでしたが、海外旅行以外は業務・プライベート共に海外経験が全く無い純ドメであり、また大学時代の怠慢によりGPAは2.5という記録的低水準でした。
また、受験期間中に妻が育児休職から復帰し、子供を毎朝保育園に送りながらの受験生活だったので、勉強と家庭の両立にはタイムマネジメントの点で大変苦労しました。
Why MBA?
ありふれた回答かもしれませんが、一言で言うと「世界中のどこでもどの業界でも通用するユニバーサルなスキルを身につけたいと思ったこと」が私のWhy MBAです。
上にも書いた通り自分は純ドメであり、自分の業界もどちらかというと成熟産業であるため、このまま国内・業界内でキャリアを積んでいくことに不安を覚え、海外MBAプログラムでグローバルかつユニバーサルなビジネススキルを身につけることによってどこでも生きていける人材になろうと思いました。
ちょうど自分の所属する会社も同様に日本国内の既存事業に頭打ち感を感じており、グローバルに新事業を展開していく方針を打ち出していたため、自分がそのリーダーシップを取るべく社費留学に手を挙げました。
Why Sloan?
まず、受験校選択にあたっては社費のため受験校が指定されていることと、MBA留学を志す際に漠然とアメリカに憧れを持っていたこと、および「英語だけでも不安があるのに第二外国語まで覚えるのは無理」という妻の意見により、US Top15を中心にポートフォリオを組みました。その中でもGeneral Managementに強い学校を中心に選択しました。今思えば、かなり強気なポートフォリオ選定だったと思います。
私のWhy Sloanは大きく3つです。まず第一にSloanはtech系のアントレに関してふんだんなリソースがあります。また、第二にvisitした時にSloanのcollaborativeなcultureに居心地の良さを感じたことも挙げられます。SloanならGeneral ManagementやEntrepreneurshipについて満遍なく学習しつつ、そこで学んだ知識を活かして授業やextra curricular activityを通じてクラスメイトと一緒になにか一つのものを作り上げるというプロセスを数多く経験できる環境が揃っているという感覚を持つことができました。そして、最後に家族連れとしては日本からの直行便も飛んでいて、ほどよく都会であるBostonというlocationも魅力的でした。
受験スケジュール
MBAを思い立ってから社費選考を通過するまでに5年ほどかかってしまいましたので、その間にコツコツと英語力(R/L)をwebの英語ニュースサイトやpodcastなどで高めつつ、業務での実績を積み上げていました。社費選考を通過してからのスケジュールは以下の通りです。
- 2014年12月 社費選考通過。本格的に受験対策開始。
- 2015年 1月 TOEFL96点(R27/L26/S22/W21)獲得。
- 2015年 4月 CampusVisitTour1回目。Ranking上から順番に7校訪問。
- 2015年 5月 TOEFL104点(R30/L25/S22/W27)獲得。MeisterでGMAT対策開始。
- 2015年 6月 GMAT1回目 640(V26 Q50)獲得。
- 2016年 8月 GMAT2回目 700(V33 Q51)獲得。個人的には十分かと思ったが、カウンセラーから「GPAが低いからVは最低35無いとダメ」と言われ、ヘコむ。ちょうどGMATのルール変更により受験間隔が最低30日から15日に短縮されたため、感覚を忘れる前に3週間後に再受験。750(V41 Q50)を獲得し、無事GMAT卒業。
- 2016年 9月 TOEFL107点(R30/L27/S22/W28)獲得(出願スコア)。スコアメイク完了。
- 2016年 11月 A校のNovember Round出願。On Campus Interviewを兼ねて2度目のCampus Visit Tour。今回は出願予定だった6校訪問。
- 2016年 1月 8校にapply。
- 2016年 1~3月 5校interview実施。B校合格。
- 2016年 4月 最後の最後でMITから合格通知が届く
TOEFL
- 予備校はAndy先生の勉強会と、WebTOEFLのListening、E4TGのSpeaking、AGOSのWriting(Int/Ind)を利用しました。
- 基礎力として3800をRank3まで。個人的にはRank4はいらないと思います。
- ReadingはAndy先生から入手したTPOをひたすらこなしました。
- ListeningはまずWeb TOEFLで出題形式を把握しました。その後に以下のサイクルでTPOを毎日実施しました。
- 夜帰宅後にTPOを1セット実施
- 翌日の通勤時に
①前日やった問題のPassageを1.2〜1.5倍速で聞く
②スクリプトを見ながらもう一度1.2〜1.5倍速で聞く
③頭の中でシャドーイングをしているつもりで通常の速度で1語1語逃さないように聞く - SpeakingはE4TGでDonaldから学んだstrategyをベースにE4TGの教材およびAndy先生から入手した中国本でひたすら演習。
- WritingはIntegratedについてはAGOSの難しい方のテンプレートとAndyのテンプレートを組み合わせて独自の難しい語彙や表現がふんだんに織り込まれたテンプレートを作成。それをマスターしてコンスタントに300wordオーバーが書けるようにAndy先生から購入したUsherでひたすら練習。IndependentはAndy先生の添削を利用して短期間で20回作文。後は中国本を利用して過去問をひたすらこなしました。
GMAT
- Meisterのintensive courseをゴールデンウイークに受講し、その後はひたすらMeisterのオンライン問題集で演習をこなしました。GMATは短期集中だと思っていたので、4ヶ月間ひたすら毎日Verbal1セットの演習を繰り返しました。自分は英文法の基礎力がわりと高い方だと思うのでいきなり問題演習中心のMeisterでも対応できましたが、基礎力に不安のある方はSCの文法知識についてはしっかりレクチャーしてくれる予備校を選んだ方がいいと思います。
- Mathは自分はMeisterのオンライン問題集をたまに解く程度で、ほとんど対策は不要でした。
Essay
カウンセラーはFECの田山先生にお願いしました。Nativeのカウンセラーが一般的だと思いますが、自分は英語で深いdiscussionができる自信が無かったので、日本人の田山先生にお願いしました。結局エッセイカウンセリングをお願いしたのは田山先生一人だけでした。
田山先生にはキャリアゴールについてもWhy MBA, Why this schoolについても、「なぜなぜ」を深堀していただけたので、非常に自分自身の考えが深まりました。途中キャリアゴールやWhy this schoolでかなり悩んだ時期もありましたが、良くも悪くも「考えるのはapplicant自分自身、カウンセラーは考えるための道筋を示したりアドバイスを送る。」というスタンスなので、しっかり考え抜けたのは良かったと思います。
田山先生は複数校出願の際にネタは使いまわすものの、essay questionの細かい言い回しに合わせてessayをadjustすべきという発想なので、copy pasteを許してくれなかったのは直前期には正直しんどかった面はありますが、質の高いessayが書けたと思います。(それでも9校をゼロベースで書くのはしんどかった・・・)
Interview
Interview trainingはエドにお願いしました。エドは各校のapplicantの情報やadmissionの特徴などの情報量が非常に多いので、interview前の不安な時期には非常に頼りになりました。一方でエドはclientが非常に多いため、直前期には予約がとりづらいのが難点です。
対策は一般的なものですが、受験校の過去のインタビューレポートに目を通し、想定問を作成して、それをひたすら呪文のように唱えました。想定問の作成にあたっては、まずエドのグループワークショップに参加してストーリー構成の基本を学び、それからプライベートカウンセリングで回答をブラッシュアップしていきました。
その他
一番の失敗は1月上旬のapplyの後に燃え尽きてしまい、interviewの準備に身が入らなかったことです。MITにofferをいただけたのは、それまでに他校の本番のinterviewでだいぶ場慣れしていたからだと思いますが、早い時期のinterviewは準備不足でcareer goalやachievementについてうまく説明ができませんでした。皆さんも1月の出願ラッシュが終わった後には一息つくと思いますが、実はそこから先のinterviewが本番なので、(難しいとは思いますが)気を抜かずにもう一踏ん張りしてください。
最後に
私は①低GPA、②純ドメ、③domesticでmatureなindustryという不利な要素をたくさん抱えていましたが、それでも自分の持っている実績を最大限にアピールすることで合格を勝ち取ることができました。準備を進めているときは特に準備の進んでいるapplicantが目立つので「自分は大丈夫か」という気持ちになることもあるかと思いますが、最後まで自分を信じて頑張ってください!
体験記 (4)
項目 | プロフィール |
---|---|
コース | MBA |
性別 | 男性 |
年齢 | 27歳 (2016年9月現在) |
学歴 | 工学部 環境・エネルギーシステム |
職歴 | 監査法人2年、戦略コンサル3年 |
はじめに
こちらの記事を読まれている方は国内大卒の方が多いと思いますが、MBA受験は日本の受験プロセスと全く性質が異なるものです。ですので、まずはそのRule of the gameを把握し、全世界からの出願者との情報戦をいかに短期集中で勝ち得ていくかが鍵となります。本稿がその一助になれば幸いです。
Why MBA?
私は紆余曲折あって、工学部→会計監査→戦略コンサルというキャリアを歩んできましたが、一貫して環境・エネルギー分野への興味があり、長期的にはその分野で仕事をしたいという思いがあります。また理系にも関わらず大学院に行かなかったということもあり、いつか社会に出た後で大学院に(特に海外に)行きたい、という思いが漠然とありました。そこで社会人5年目を節目として、今まで社会で学んだことを体系的に咀嚼する意味でも、中長期的なキャリアシフトのためにも、MBA出願に本格的に取り組むことを決意しました。また英語力の向上、というのも今後のキャリアにとって2年を投資するに値する自分の課題だと思っていたので、そういう意味でもMBA留学は自分にとって最適なnext stepであると考えました。
Why Sloan?
環境・エネルギーに取り組む、といっても様々な切り口があると思います。私はピュアに技術者としての解決・貢献というより、社会的・ビジネス側面からのアプローチでの貢献を目指しており、”ビジネス×サスティナビリティ”や”社会と技術の共存”、に熱心に取り汲んでいるSloanは常に憧れの学校でありました。
また数年前にボストンを観光した際、とても住みやすそうでありつつ、学生の若いエネルギーに溢れた、自然と都会のバランスがとれた歴史ある街並みに魅了され、いつかここで学生生活を送ってみたいと思うようになったのも一つの契機でありました。
受験スケジュール
- 2015年1月:MBA留学に取り組むことを決意。TOEFL・GMAT対策開始
- 2014年3月:独学で挑むも、GMAT1回目で600点すら届かず撃沈。AGOSのverbal strategyをweb受講で開始
- 2014年5月:GMAT2回目で700点を超える。エッセイカウンセラーを江戸義塾のEd Leeに決定し、エッセイのアイデア出しを開始。同時にTOEFLからIELTSに方針転換
- 2014年6月:Resume, essay執筆、推薦状依頼を開始。スコアメイクを並行してやっていた関係で、本当に志望度の高い3校(MIT含む米国2校、欧州1校)に絞る
- 2014年8月:IELTSでoverall 7.5を出し、同時にResume, essay執筆、推薦状を作成終了。会社での欧州駐在生活が始まり時間的制約が厳しくなり、また欧州1校はcampus visitするもピンとこなかったため、志望校を米国2校に絞る
- 2015年9月:先に準備を進めていた他米国1校にR1で出願、面接対策開始
- 2015年11月:当校不合格通知
- 2016年1月:MITにR2で出願、面接対策再開
- 2016年3月:欧州駐在から帰国し、東京にてMIT面接
- 2016年4月:MIT waitlist入りの連絡を受ける。ここからadmissionへの定期的メール送付、追加推薦状に取り組む。いてもたってもいられず、2nd campus visitを遂行:admission、教授陣、在校生にお会いし複数の講義・イベントに参加
- 2016年5月:Campus visit御礼の手紙を書き始めていたところに、admissionより合格通知の電話
TOEFL
TOEFLよりもIELTSの方が日本人は点数が出やすく、また全志望校がIELTSを採用していることが確認できたためIELTS受験に方針転換。公式過去問集や対策版で1回目受験し、Overall 7.0。Speakingが足を引っ張っていたので、Skype 英会話で面接Q&Aを先方に聞いてもらいひたすら対策、2回目の受験でTOEFL110 equivalentであるOverall7.5がでて終了。
GMAT
独学でいけるのではないかとたかをくくり、公式問題集をひたすら解いて受験するも、1回目では600点にも届かず撃沈。Verbalの点数が低く、特にSentence correctionが苦手だったので、AGOSのVerbal strategyをweb受講。GW中に傾向と対策をひたすら叩き込み、verbalの論点を一通りカバーしたところで2回目を受験、710点がでたのでひとまずGMATは休止(結局その後もこの点数のまま出願)。
Tipsとしては、本質的な英語力の向上以上に、純粋なテスト対策と割り切って努力する部分が必要なことを早めに認識することが重要だと思います。英語ネイティブでない限りverbalで苦戦を強いられること必至なので、それを早い段階で痛感し短期集中で取り組むことをおすすめします(TOEFL, IELTSも同様)。
Essay
Essayに取り組む前に、自分はこの出願プロセス全体を通して何をアドミッションに伝えたいか、何をアピールすべきか、をじっくり考えることに時間をかけましょう。まずは自分の経験・ネタを机の上に全部ひっくり返し選別し、その上でどの媒体でどれを表現するかを考えることをおすすめします。
つまるところ、それはXさんの入学が、学校/Xさんに両者にとって最適である理由を伝えることだと思いますが、伝えたいこと、伝え方は、複数あると思います。ですのでその際には、”明日1分だけAdmission directorに会えるとしたら何を伝えたいか”、を常に意識して、短く、なるべく具体的に、ビビッドに物事を表現する癖をつけて、Essayにおいてもそのような展開をすることを徹底させましょう。
以上は言うは易しであり、この点はカウンセラーのEd氏に非常にお世話になりました。定期的にfeedbackをもらえる方をできれば複数もっておくことが非常に重要だと思いますし、そこに対してめんどくさがらずに、素直に向上心をもって最後まで粘り強く取り組む姿勢が、最終的なoutputに差をもたらすと思います。出願プロセスにかけた総合的なエネルギーのようなものは、意外と先方に伝わるものです。最初から完璧なものを効率的に作り上げるぞ!というよりも、まずはたたき台を作り、それを元に色々な方(できれば志望校のアラムナイ、在校生)と議論し、推敲・改善していく、というプロセスが、遠回りなようで一番着実な方法だと振り返って思います。
またoptional essay等、先方の期待を超えたアクションで情熱を示す作戦もありです。多忙なアドミッションに鬱陶しがられない範囲で行う必要がありますが、人間が人間を評価するプロセスですので、そのようなことでbreakthroughが開けることもある、というのは自分にとって大きな学びとなりました。
Interview
私は日本生まれ日本育ちであったため、英語が決して得意というわけでなく、FAQ回答を思いつく限り用意してスクリプトも各質問2分程度の回答で準備しました。また、それを自然に喋れるようになるまで、カウンセラー、Skype英会話、受験仲間との練習を繰り返しました。
本番の面接では想定していた内容は半分程度しか聞かれませんでしたが、用意していた鉄板ネタのようなものを質問に応じて使いまわすことでわりと自然に喋ることができたと思います。
特に英語ネイティブでない場合は、100個のネタを持つより、5個程度の鉄板ストーリーを引き出しにもっておき、どのような側面から聞かれても自然に話せるまでそれを深めておいて、色々な質問に対して応用がきくように準備しておくことをおすすめします(就職・転職面接対策と似ていると思います)。
その他
時間・お金がなかったとしても、キャンパスビジットはすることをおすすめします。受かったのに行ってみたら案外良くなかった、ということが結局一番時間・お金の無駄になるからです。
また、いざキャンパスビジットをしてみて、本当に行きたいという意思が固まれば、教授陣・在校生とつながるチャンスもありますし、essayやinterviewでの話のネタもたくさん作れます。特にinterviewでは、どんな小ネタでもいいので、自分たちの学校のことを良く知ってるし本当に来たいんだな、とadmissionに思わせることはかなり重要だと思います。
最後に
繰り返しな点もありますが、以下がTips/ 反省点です。
- かける時間、重要度ともに、”Interview>Essay, 推薦状>>>GMAT, TOEFL”と思います。テストスコアで差別化するよりも、interview, essayで勝敗がつくと考え、いかに早くそのステージにたどり着くかが鍵となります
- 早くに情報を集め、多くの人を巻き込むことが重要です。日本の受験プロセスとは違い、不言実行で合格を勝ち取ろうという思惑はかえって足元をすくわれます。受験の意思が固まり次第早い段階で周囲にその意思を伝え、推薦者を筆頭に、自分を応援してくれる人をいかに早く多く作り、巻き込んでいくかが重要です
- Admissionに明日1分会えるとして何を伝えたいかを、早い段階から考えぬきましょう。またカウンセラーには常々”know your value”と言われましたが、それに尽きると思います。もしあなたがMITのadmissionだとしたら、出願者の何を一番聞きたいですか。どのような点なら印象に残るでしょうか。相手の立場にたってessay, interview対策に臨みましょう
出願プロセスは時間もお金もかかり、またその投資がいきるシーンはMBA合格以外に多くありません。合格の直前までは常に投資期間で、働きながらの受験生活は精神的にもかなりこたえます。それを乗り越えるためのエネルギー源は、志望校合格への自分の意思と、周囲の応援・プレッシャーのようなものしかありません。出願プロセスにおいて状況が辛くなればなるほど、”なんで自分はこんなことを週末の貴重な時間をさいてまでやっているんだろう”、という気持ちになるのも事実で、そのような自問自答を経てMBAはそれに値しないと思えば、それも当人にとっての一つの正しい解だと思います。
しかし、もし本当に本当に受かりたい、留学したい、というのであれば、覚悟を決め短期で走りきることをおすすめします。楽して合格した人は一人もいません。諦めずにやっていけば新たな道が開けると信じて、是非是非頑張ってください!
体験記 (5)
項目 | プロフィール |
---|---|
コース | MBA |
性別 | 男性 |
年齢 | 30歳 (2016年9月現在) |
学歴 | 法学部 |
職歴 | 広告代理店 7年 |
はじめに
「恥の多い生涯を送って来ました。」というのは太宰治の『人間失格』ですが、その点で私は「アプリカント失格」でした。。多くの方が学生時代から「いつかMBA留学に」という志を抱き、社会人になって数年、海外案件をリードし、満を持して受験される方が多いですが、私はお恥ずかしながら「MBA」という言葉も聞いたことがあるという程度でした。非トラディショナルな業界に身を置き、職場でも周囲にMBAホルダーはおらず、海外経験もほとんどありませんでした。自分は本当にトップスクールに行けるのだろうかという疑心暗鬼の中、多数の学校にアプライするなど試行錯誤の受験プロセスでしたが、私を拾ってくれた懐の広いMIT Sloanには本当に感謝しております。そんな有様の体験記ですが、少しでもご参考になりましたら幸いです。
Why MBA?
広告ビジネスは、既存事業がシュリンクする中で領域拡大を進めています。一方でデジタルマーケティング分野では新興勢力が台頭し、ここ数年でグローバル案件の数も飛躍的に増え、私自身がそうした流れに取り残されているのではないかと感じるようになりました。そういった市場環境でサバイブするためにはビジネス全体の素養や新規事業開発のスキルセットを鍛えたいと考えるに至り、それにはMBAが適しているだろうと。そのあたりがMBAを目指し始めたきっかけです。
Why Sloan?
1.MITの哲学
MITには、Mens et Manus (Minds and Hands)という校訓があります。理論と実践に重きを置いたカリキュラムが魅力でした。Action Learningにおいても高い評価を得ています。また、Innovationを志向するスクールである一方で、工科大学らしくInnovationのプロセスを検証しようという気概に溢れ、大変気持ちが良いなと思いました。そのあたりはSloanの面接でも語ったりしました。
2.Entrepreneurship/Innovation/Technology
新規事業開発を実践的に学べる環境が整っていると感じました。例えば、学内に点在する最先端のテクノロジーをビジネス化する授業があったりします。他学部との連携した授業が多く、例えばMITメディアラボは世界中のアドマンの憧れのInnovationの発信基地であり、そうした場所にアクセスできることは非常に魅力的でした。また、あまり知らない方が多いですがMITはアントレが強いです。「理系の学校でしょ」と素通りする文系の方が多くいるように思いますが、少なくともSloanに関しては文理はほとんど関係ないように見受けます。
3.立地
妻も移住するため、安心して暮らせるという点もポイントが高かったです。キャンパスビジットした際のボストンの印象も大変良かったです。ここで学びたいと強く思いました。
受験スケジュール
2013年
- 5月 GW中に「ゼロからのMBA」という本をたまたま読んで、MBA留学を目指すことを決意。当時、MBAが何かもよく知らず、ただ、著者に異様に共感。2014年での出願を見据え、情報収集とテスト勉強を開始。TOEFL110点、GMAT700点を目標とする。
- 6月 思い立ち、Y.E.S.にてSCの講座を全8回受講。
- 7月 試しにTOEFLを初受験。87点。道のりの険しさを実感する。以後、月1~2回のペースで受験。同じくGMATを初受験。580点。哀しみのコリドー街をトボトボと歩く。
- 10月~ TOEFLの点数は100点前後まで伸びたものの、目標の110点は程遠く。
2014年
- 5月 GMATは数回受験するも600点台中盤のスコアで停滞。1st round出願に向けてスコアメイクを早期に終わらせたかったため、時間をお金で買うことに。年2回のみ開講しているMEISTERに通う。GW返上でGMAT漬けに。
- 7月 営業局内での異動。業務の幅が広がり、エッセイで書けることの量・質が向上すると考え、出願を1年遅らせる決断をする。ひとつひとつの案件をエッセイネタに昇華させることを意識して貪欲に新業務に従事。この時期に考えたことが、Why MBA?エッセイの背骨となっていく。
2015年
- 2月 ついにTOEFLで110点獲得(提出スコア)。歓びのあまり、家中を走り回る。冷静になって受験回数をカウントしたところ、その数29回…。
- 5月 GMATも700点目前になっていたため、ついにエッセイカウンセラー数名にコンタクト。インターフェイスを選択。GWに合わせてキャンパスビジットを敢行。(多くのスクールが休講している時期なのでまったくオススメできませんが、突然お休みが取れたのでエイヤで行きました。)
- 6月 GMATで720点獲得(提出スコア)。
- 9月~ 1st roundに9校出願。順次、面接練習を始める。
- 11月 MITから面接へのインビテーションが来る。場所はまさかの香港。業務を調整し、弾丸で香港へ。MIT SloanのOBがいる現地企業にてアドミッションと面接。
- 12月 24時過ぎに会社から家にタクシーで帰宅中に海外からの着信あり。出ると、香港で面接をしてくれたMITの面接官から「Congratulations!」のサプライズ。寝ていた妻を叩き起こして狂喜。
TOEFL
提出スコアは、110 (R30 L25 S27 W28)です。リスニングは最後まで苦手でした。Speakingのスコアはまぐれです。E4TGに数週間通ってメソッドを学び、あとは自分で練習をしていました。最終的に安定して24点くらいは獲れるようになりました。27点が出たのは、自分はなぜか発音は良いと言われることが多く、発音でそれっぽく聞こえたんだと思います。。後にも先にも27点が出たのは提出スコア時のみです。
GMAT
提出スコアは、GMAT:720 (M51 V35 AWA5.5 IR8)です。本当に苦労しました。いまだに腹落ちしないと言いますか。あのテストはなんだったんだろうかと。
ある程度メソッドを体に沁みこませた後は、体調管理/集中力持続/Luckの要素が大きいと感じています。ノンネイティブにとってはタイムマネジメント/ペース配分が上手にできるかが鍵です。各セクションにかけた時間と正答率を分析し、時間配分のストラテジーを試行錯誤しました。あと自分の場合は、IRやMathを丁寧に解きすぎるあまり、肝心のVerbalまで集中力が持続していないことに気づき、IRやMathを少し肩の力を抜いて解くようにしたところ提出スコアを獲ることができました。
Essay
日本の受験システムに慣れ親しんだ人間にとってはエッセイを書くこと自体が新鮮でしたが、それぞれの学校のカルチャーの理解が非常に重要だと感じました。「フィット」を重視する学校は意外と多いので、在校生・卒業生から聞いた印象深いエピソードや感じたことをエッセイに盛り込めるよう意識しつつ、夏から秋にかけて立て続けに開催される学校説明会やキャンパスビジット等でネットワーキングするべきだと思います。MBA受験の苦労を知る在校生・卒業生は協力的な方が多く、実際の出願エッセイを共有頂いたり、私が書いたエッセイの中に登場する授業やクラブが在校生の視点で違和感がないかをチェックしてくださったり、大変参考になりました。また、行き詰まった時は、各校のエッセイのティップスが書かれた海外サイトを参照する等、ネタ出しやカルチャーの理解に努めました。
Interview
面接は得意ではなかったので大したことは言えませんが、面接の二大要素、メッセージとデリバリーに関して感じたことを書きたいと思います。メッセージは、エッセイ執筆で深まっているWhy MBA?Why this school?を軸に、学校への興味を示すような在校生・卒業生とのエピソード、ビジット時のエピソード等々、あらゆる場面を想定して事前準備をしました。MITは、アドミッション面接がbehavioral interview(過去の体験を徹底的に深掘りする質問を繰り返すタイプの面接)中心ということで有名ですが、MIT向けの面接対策はインタビュー対策全般で有益でした。というのも、過去の体験を思い返すうちに忘れていたアピーリングなエピソードを発見できたり、具体性が求められるためディテールを突き詰めたりすることができました。実際にはMITの面接でbehavioralな質問が来なかったといった体験談もネット上で複数ありますが、そういった些末なカテゴライズは重要ではなく、behavioral interviewに対応できるレベルの深掘りは、(MITに限らず)すべてのアプリカントに求められているのだと思いました。
デリバリーの面では、妻を面接官に見立てて何度も練習しました。各校のインタビュー体験談が掲載されている「Clear Admit」のオンライン投稿は非常に参考になりました。インタビューで聞かれた質問や面接の雰囲気を事前につかむことができます。また、同じく「Clear Admit」のMBA LiveWireは、各校の面接へのインビテーションのタイミングがリアルタイムでわかり、インビテーション待ちの時間が一層ジリジリする副作用もありますが、面接に呼ばれる前の心の準備にはなるためアプリケーションを提出した後は頻繁にチェックしていました。
最後に
振り返ってみると、受験プロセスは「正しい努力を、長期にわたり継続してできるか?」というゲームだと思いました。終業後の深夜に眠い目をこすりながらの英語の勉強やエッセイの執筆は本当につらいですが、やってやれないことはありませんでした。今後MBA受験される方を心より応援しております。
体験記 (6)
項目 | プロフィール |
---|---|
コース | MBA |
性別 | 男性 |
年齢 | 28歳 (2016年9月現在) |
学歴 | 経済学部 |
職歴 | 日系投資銀行 6年 |
はじめに
日系の投資銀行のM&Aチームで5年半程度勤務していました。
苦労したことは、GMATとEssayで、その二つに関しては尋常じゃないぐらいナレッジを持っており、そのほんの一部を還元させて頂いております。(ですので、GMATとEssayの箇所は文章が非常に長く、その他は短くなってます。)
Why MBA?
クロスボーダー案件で海外チームと協業する機会が多くありました。
その際に、僕が何を言っても(こちらに明らかに利があっても)、海外チームが動いてくれない事が結構あり、英語の問題というよりは、彼らの行動・思考パターン(所謂文化)の理解の欠如が一番の問題なのでは?と考える様になり、海外のチームを強く引っ張っていくリーダーシップが欲しいと思ったためです。
Why Sloan?
Why MBAでも書きましたが、「協業」がキーワードでした。
Sloanはcollaborativeで有名ですし、Action Learningの機会も沢山あり、外人と一緒に「協業」する経験を沢山積めると思ったからです。
あとは、理系バックグランドを持っている(大学の途中で文転してます)ので、MITと強いフィット感を感じた事や、日本/社内のMITネットワークが強い事も理由の一つです。
受験スケジュール
2015.3 社費試験に合格
2015.3 – 2015.10 TOEFL / GMAT対策・受験
2015.6 – 2015.9 学校研究・志望校選定
2015.8 – エッセイの作成
2015.11/12 キャンパスビジット
2015.12 推薦状の作成
2016.1 Sloanを含む6校に出願
2016.1 – 2016.3 インタビュー対策/インタビューの実施
2016.4 Sloan合格
TOEFL
TOEFL105 (R:28, L:27, S:24, W:26)でした。
社内の選考を通る際に105があり、その後あまり力を入れずゆっくり勉強しましたが、ダレてしまい、結果1点もあがりませんでした。
Reading,Listening,WritingはWEB Toeflがお勧めです。あとは、場慣れ/最高得点が揃うのを待つ。事が重要かと思います。(僕は、R:30,L:28,S:24,W:28がマックススコアだったので、本当は110ぐらいとれたかもしれませんが、105以上あれば差別化にはならないなと思い、受験は途中で辞めました。)
GMAT
[1.点数の推移]
640=>610=>590=>700=>710(どれもMathは50です)
[2.3回目までの点数の不調の理由]
1度目は自分の実力を試したかったというのが本音です(680ぐらいは取れたらいいな程度でした)。2回目の受験は、激務で30連勤という睡眠不足・体調不良の中受けてしまったというのが反省でした。Mathを受けている際には半分寝ながら解いてしまうぐらい限界でした。3回目の受験は満を持して挑みました。が、結果は前回をも下回る結果となってしまい、相当精神的にも追い詰められたのを今でも覚えています。
[3.4回目に挑むにあたって]
色々な分析をした結果、全ての正答率を高めないといけないという結論に至りました。その後、二か月半改めて基礎固めを行い、無事4回目で目標としていた最低点を取ることができました。当日は、慎重に行き過ぎたが故に、最後のRCすべてとCRを二問程度飛ばしてしまいましたが、結果としては満足いく点数でした。実際に実力アップは感じられ、今までのテストの中で一番手ごたえがありました。
[4. 勉強法]
主に3回目と4回目の差にフォーカスする形で記載させていただきます。
①正答率に対する意識
一番の違いは正答率に対する意識の差だと思います。元々はプレップをやっているとあまり正答率が芳しくなくても点数が出てしまう傾向にあるのに気づきました(最初の問題でたまたま自分が回答できる問題が続くと点数が自分の実力値以上に高騰する)。そこで、700を安定的に取れる正答率を逆算した結果、30/41ということが分かったので、11問しか間違えない(RCの最後の問題を捨てていたので、実質は7問)ということを再認識したのが大きかったです。それまでは漠然と解いてましたが、正答率を意識することで、自分の間違えられる問題量がわかり、一問一問を丁寧に解く癖が付いた様に感じました。また、それをブレイクダウンすると、SC:12/15、CR:10/12、RC:8/14(ランダムクリックを含むので、実際は7/10)というのが目標になりました。初見の問題パッケージをいくつか解きましたが、最終的には、30-34のレンジに入っていたので、イメージ感(目標)としては悪くないと思います。Prepの点数をあてにしてしまうと肝心の正答率に目がいかなくなるのでよくないと思います。レンジとしては、
SC:10-13/15=>もう少し実力を上げたかったですが、自分の限界と悟りました。
CR:10-12/12=>逆にすべての問題を解けることがあるので、ここは満点を狙いに行きました。
RC:7-12/14=>相当なブレがありましたが、苦手な文章が出るとだいぶ落ち込みました。文章は読めなくても問題は解けることがあったので、あきらめないことが重要かと思います。
②各セクションごとの取り組み
SC
一番時間を割きました。3回目~4回目の途中で相当なブレイクスルーがありました。それは、SCは分かりやすいものが正解になるということを理解してからです(あたりまえですが、言葉にするとそういう感覚です)。
元々、受動態は能動態より正解になりやすいや、動詞>名詞>動名詞をただただ覚えていただけなので、その知識を使いきれておりませんでした。例えば、受動態で正解にはなりづらい例としては、The man was killed by him.とHe killed the man.だったらもちろん能動態のほうが正解になりやすいですが、主体をあえて明示しない場合では(しいていうならSomeoneが主語になる様な文章では)、そこに曖昧さは生じないので(Someoneなので)、正解になるよね。という様な論理的な理解ができたことで相当正答率がアップしました。また、沢山問題を解き、質問することで、自分が文法として理解できていないことがわかり、それを潰すことでも正答率は向上しました。また、一番重要なことは、今までの問題をすべて理屈付けて解けるようになるということでした(各選択肢が何故落ちるかというのを全て理屈付けて説明できる様になる)。
CR
これは、1回目~2回目の間にブレイクスルーがありました。沢山問題を解く中でどれが正解になりやすいか(文中の結論を否定しているものはダメで、Assumptionは何かという事にほぼすべての問題は立脚している。Strengthen問題等も)というのを理解できたのが大きかったです。そのあとは、安定して80%程度は解けたと思います。
RC
人それぞれだと思いますが、僕は文章を読んでいる際にしっかりしたメモを取り、問題はそのメモと記憶だけで解きました。選択肢で聞かれている場所の近くにほとんど答えはあるので、聞かれている場所とメモで近いところを見比べてその選択肢を探すイメージです。
③時間配分
時間配分としては、30問までは、1問2分ペースで(つまり、30問終わった段階で60分経過しており、残りは15分)ときました。5問おきに自分のペースはどうなのかというのを意識しながら時間調整をしました。
よく言われる、最初の問題にすごい時間をかけるというのはしませんでした。
正答率を上げようとした場合、正解と自信の持てた最初らへんの問題に時間を使うという事の意味があまりわからなかったからです。逆に、わかる問題や自信がある問題は早く解き、難しい問題や長い問題には相当の時間をさい て、自信をもって答えを選べるまで悩みました。(SCは三問しか間違えられないので、 難しいから/時間がないからエイヤで解くにはリスクと考えました。)この時間配分も正答率を気にしてからこのような形にしましたが、僕にはぴったりでした。
非常に苦労しましたが、目標としていた700が取れ満足してます。
700があれば、それ以上はあまり追及する意味はないのかなと個人的には思うので、あまり力をいれすぎる必要はないかと思います。
重要な順番としては、エッセイ>>>>>GMAT>>TOEFLというイメージです。(GMATはTOEFLよりは重要だと思います。学校のランキングのファクターとなっているので、学校側はある程度気にします。)
Essay
一番重要かつ、日本人が軽視している箇所かと思います。ここですべてを挽回する事が出来るので、一番力をいれるべき箇所と思います。エッセイを書くにあたってのコツは、3C分析をする事と考えてます。非常にバランスが取れる様になります。
- 市場=>学校側がどんな人を求めているのか
クラスへの大きな貢献、他の生徒への大きな刺激、将来リーダーになり、有名となりお金を沢山寄付してくれる。というのが一般的に求めている人材。ただ、それだと学校の色が出ないので、それに加え、学校の色を出すために最低限の事はやりましょう。
例:HPや学校説明の紙を熟読し、どんな人を求めているのか理解する。学校の特徴を理解する。キャンパスビジットに行き、実際入学したらどんな生活が待っているか考え、自分の出来る貢献を考える。アドミにどんな人が欲しいか聞いてみる。生徒に聞いてみる。卒業生に聞いてみる。等
- 自分=>自分がどんな人なのか理解
自分がどんな人なのか。どんな強み・弱みがあり、どんな事を考える人間で、将来社会に対してどんなインパクトを与えたく、何故MBAが必要なのか。なぜこの学校なのかという点について徹底して深く分析する必要があります。一朝一夕で出来るものではないので、時間を使い徹底的に考える必要があります。今の自分が何故形成されたのかという事は、絶対的に何かしらの理由があるはずで、それを語る事でエッセイで自分を感じさせる・イメージさせる。あたかも隣で話を聞いているかの様なところを目指す。やり方は沢山あると思いますが、以下はおすすめです。
例:
家庭環境、兄弟は?
幼いころから今までに何があり、何を感じ、どういう行動をしてきたのか
何故今の学校・キャリアを選んだのか
「自分はこんな凄い!」だけだと全く響かない。徹底した具体例・何を感じたのかで差別化する。時には弱みを書く事で自分が切り出される
- 競合=>これが一番見落としがちですが、競合(他の受験生)がどんな話をするのかという事に思いを巡らせる事は非常に重要です。これが欠けると、「僕はプロジェクトリーダーで、最初は●●な障害があったが、チームをまとめて結果成功しました。」や「クラブでAさんはこう言っていて、Bさんはこう言っていて、衝突があったのですが、うまくまとめました。」等のぶっちゃけ誰でも言えるし、オリジナリティもゼロのつまらないエッセイになってしまいます。その局面から脱するためには、色々こつがあると思いますが、大きく分けると二つしかないと思います。
- 体験そのものが圧倒的に面白い
=>有名なアメフトの選手でした。引退後は、世界一のコンサルファームに入りバリバリプロジェクトリーダーやってます。
=>こういう体験はそもそも面白く、エッジをきかせなくても大体いける。
=>ただ、このような体験を持っている人はほとんどいない。特に日本人はそう。 -
体験した事は普通だが、その見方/感じ方の切り口を変える。
=>同じ価値観、同じ経験を持ってる人は自分だけ
=>自分という人間を鮮烈に伝えられれば、それが面白くなる
=>色々なやり方があるが、以下は結構使える
例:
A. 自分が面接官・アドミッションとなってみる。(死ぬほどの量のエッセイが来るが、どれもこれも同じ様な感じに見える。その中でこいつ面白いなと思わせる必要がある。)=>第三者の目線で自分のエッセイを見てみる。本当に差別化できているか考える=>大体出来ていない=>直す。という極めてシンプルなやり方。でも、自分はこれを100回ぐらいやった。結果非常にエッジがきかせれる様になった。
B. 競合を知るため、他人のエッセイを見る事は重要。そいつより面白いか。そいつと同じ様な事ばかり書いていないか。
C. 人に見てもらう。上司・友達・カウンセラーに見てもらい、本当の自分が明確に出ているか、つまらなくないか。セカンドオピニオンを入れていく
例えば、自分はテニスのエピソードを入れていたのですが、テニスをやっていた人は死ぬほどいる。おそらくエッセイに書く人も死ぬほどいる。その中で、テニスの体験そのもので差別化するのは無理。じゃあ、テニスを通じて何を学んだか何を感じ取れる様になったのか。それをメチャクチャ面白い言葉で言う。という作業をしました。その内容は非常にウケがよかったですし、カウンセラーにも俺は20年間カウンセリングしてきて、テニスネタは死ぬほど見てきたが、こんな事言っている奴はお前が初めてだといわれる様になりました。目標とすべき場所はこの境地かと思います。また、この境地に至るまでは上記で記載した様な事をひたすら繰り返すしかないのかなと思います。
Interview
基本的にはエッセイで準備した話をする事がほとんどでしたが、相当程度ストーリーを練って、準備をしました。カウンセラーにもお前は英語がそんな上手くないが、話は上手だな。帰国子女の今担当している他の生徒よりも話が面白い。という事を言われる程度までもっていく事ができました。こつは、エッセイと同じで3C分析(特に、競合を意識して、誰も言わないような事を言う。徹底的に差別化・自分を出す。)が重要かと思います。
ちなみに、Sloanの面談は、非常にフレンドリーで30分程度で終わりました。Behavior型と聞いていましたので、準備を相当量していきましたが、実際はほとんど聞かれませんでした。高校生の時にボストンに2-3週間いた事があり、その話を雑談の中でしたところ、そのボストン話で10-15分程度の時間を使いました。(が、高校生の時にMITにも来た事があったので、その時感じた事、直近キャンパスビジットをして感じた事との差異等を説明し、自分がどう成長してきたか、どんな事を考えてきたのかという事を示して、自分を強く出す様にしました。)
その他
上記にも書きましたが、テストスコアはバッターボックスに立つ権利にすぎません。
エッセイを通じた人間の売り込みが一番重要だと思いますので、そこを徹底的に深堀する事をお勧めします。
最後に
ここに記載したことは本当に一部だけです。実際はもっと沢山のナレッジを持っているので、何か聞きたい事があれば是非ご連絡ください。
体験記 (7)
項目 | プロフィール |
---|---|
コース | MBA |
性別 | 男性 |
年齢 | 33歳 (2016年9月現在) |
学歴 | 工学部 |
職歴 | 商業銀行 10年(法人営業3年→政府系機関出向2年→ストラクチャードファイナンス5年) |
はじめに
MBA受験プロセスには唯一の正解というものは無く、人によって効率的・効果的な取り組み方は千差万別だと思います。私の場合は、純ドメ、高年齢、Bankingのみの業務経験と平凡ないし見劣りする要素が多かったと思っていますが、常日頃から自分は何のために仕事をするのか、何故その仕事は自分がすべきことなのか(対顧客や対内部での自分の差別化・セールス)、等について考えながら業務を行うよう心掛けていたため、「そうしたプロセスから理解を蓄積していた自分の特徴や強みを、アドミッションに対して一貫性を保って伝える」というのが私の首尾一貫した戦略でした。こうした特徴や以下の利用したリソース等から、活用できそうな点を取捨選択しながらこの体験記を参考にして頂くことを強くお勧めするとともに、少しでも、今後の優秀な日本人MBA受験生が自身のキャリアを切り拓く一助となりましたら幸いです。
Why MBA?
学生時代から漠然と海外MBAに対する憧れを抱いていましたが、入社後のキャリアの中でトップ校卒業生の方と仕事をご一緒する機会に多数恵まれ、その思いは(この時点ではまだ漠然としたままでしたが)年々強くなって行きました。一方で、2年間政府系金融機関に出向していたため、留学でさらに社外で時間を過ごすことのメリットとデメリットを天秤にかけて、社内公募に応募するか否かを迷っている内に社内では若手とは言われない層になりつつありました。そのような中、留学直前の所属部署は入社時に目標としていた部署でそこで精一杯やりきったと感じる一方、個別案件の組成業務では、会社や日本社会への貢献に疑問を抱き始め、またその分野に長く携わっていたので自身の成長スピードが鈍化するのを感じ、次のステージとして銀行全体の経営に携わる業務へと社内ジョブチェンジし、より社会的意義の大きな業務に携わることを可能にすべく、社内公募への応募を決めました。
Why Sloan?
- 卒業生の人柄
- 理論と実践というモットー、それに基づく学習機会
- 規模(英語力向上も一つの目的であり、中〜小規模を希望)
受験スケジュール
- 2015年1月:社内公募合格、TOEFLの勉強開始
- 2015年8月:TOEFLスコア100を獲得し一旦GMATに移行
GMAT1回目受験(640/Q49/V30/AWA4.5/IR7) - 2015年9月:GMAT2回目受験(690/Q50/V33/AWA4.0/IR8)
GMATを一旦離れTOEFLを再開(ただし以降GMATには戻らず)
エッセイカウンセラーと契約 - 2015年11月:TOEFLスコア101獲得
業務多忙のため受験準備を一旦中断 - 2015年1月:2nd Roundへ応募(合計8校)、2校インタビュー
- 2016年2月:2校インタビュー、最初の1校から合格通知を受領
- 2016年3月:MIT Sloan含む3校インタビュー
- 2016年4月:MIT Sloan合格受領
TOEFL
ダラダラと続けてしまい、決して効果的な勉強ではなかったと思います。そもそも社内公募への応募に利用した初回受験(2015年5月受験、80点)から、社内公募の合格の報を聞くまでの間、何も勉強せずにおり無駄な時間を過ごしてしまったことが最大の反省点です。また、「まずRとLで満点近くで安定するレベルを目指す」、「そのために基礎となる語彙力・リスニング力を高める」という会社の先輩から聞いた戦略を採用しましたが、その方向性は間違っていなかったと思うものの、この実現には時間がかかったため、出来れば本格的な受験対策の開始より前にその水準に到達していることが望ましいと思います。Wは何故か対策せずとも初回からでも平均26ぐらいのスコアが取れていたので良かったですが、Sは対策時間が十分に取れなかったこともありますが効果が直ぐに結果に表れないため嫌気が差し殆ど対策もせず、当然の帰結としてスコアも伸びず20前後をさまよいました。勉強には有名な英単語3800の他は、米国で発行されている問題集をAmazonで購入し利用しました。
GMAT
一度Manhattan GMAT付属の模試を解いた際に、テストそのものに苦手意識を抱かなかったことから、TOEFL同様市販の教材で対応しました。また、会社の先輩からは短期集中と反復練習が肝要と聞いていたので、TOEFLと並行して準備することはないよう留意しました。漠然と8〜9月に初回受験をしようと思っていたところ、7月初旬にウェブサイトを覗いたところ良さそうな日程(日曜日の午前等)は埋まり始めていたので、席が埋まることを恐れて、リスケもありきで8月、9月に一回ずつ予約をしました。8月中旬にちょうどTOEFLが100を超えたので一旦GMATに切り替えることとし、当初予約した8月下旬に試しに受けてみた感触を踏まえて、Q対策には1週間程度を費やし、残りはV対策に充てて1ヶ月ほど集中して勉強しました。3回目以降も視野には入れていたものの結局業務多忙のため以降の勉強・受験は実現しませんでした。
Essay
カウンセラーは、会社の先輩方の合格体験記の中で評判が良かったBryan Shih氏と契約しました。そもそもカウンセラーを探し始めるのが遅く、9月のGMAT2回目受験後に複数のカウンセラーにコンタクトしました。ところが、1stラウンドのクライアント対応もあって相手をしてくれるカウンセラーが少なく、Bryanは親身に対応してくれたことに縁を感じて彼に決めましたが、その後のカウンセリング等での実感としても相性は非常に良かったと思います。彼が東海岸にいたことから、Face to FaceのセッションはSkypeのみとなる反面、24時間を無駄なく使えたため、スケジュール管理が悪く直前に駆け込み作業が多かった私は非常に助けられました。MIT Sloanの場合は、インタビューに呼ばれた受験生のみが追加でエッセイの提出を求められましたが、これだけは等身大の自分を詰め込もうと思いカウンセラーも含め誰の推敲も経ずに全て自分自身で書き上げました。
Interview
カウンセラーとの契約に含まれていたインタビュー対策セッションは5回しかなく、始めの方にインタビューを受けた学校の対策で使い果たしてしまい、その後は特に対策をしませんでしたが、定期的に出願した殆どの学校との本番の面接があったので、結果として本番を通じて練習を重ねていったような格好になりました。MIT Sloanの面接(東京、午後)では、当日の顧客訪問からの直行だったので提案書を携行しており、その顧客との面談内容や今後の案件の進め方、コンティンジェンシープランはどの様に考えているのか等、始めは世間話と思っていた話題で非常に細部まで突っ込まれて動揺しました。Behavioral Based Interviewと言われる過去の行動にフォーカスしたインタビューで有名とは聞いていましたので、推測ですが、過去の話ではないものの日々の業務でどのように考えながら目的に向かって行動する習慣がついているのかを見ようとしていたのだと思います。
その他
もしもう一度受験するとなった場合、以下の点を改善して進めたいという点を挙げてみました。(他にも山ほどありますが、主要なものです)
- 1stラウンド出願を目指す。結果、2ndラウンドの出願になることはあったかも知れないが、やはり当初は高い目標、厳しめのスケジュール管理で進めるべきでした。
- 受験仲間を作る。予備校等に行かなかったので知り合いが一人もおらず、常識が無く、カウンセラー探しや推薦状の進め方(12月に初めて依頼。。)が後手後手になってしまった。
- TOEFL対策に費用を注ぎ込んででももっと短期で結果を追い求める。独学でダラダラやってしまったが、やはりTOEFLも短期決戦のつもりでもっと早く終わらせるよう取り組むべきでした。
- キャンパスビジットをする。ボストンに来てみて1ヶ月が経ち(他校のサマープログラム参加中なだけですが)ボストンは環境として最高だと実感しているので良かったですが、雰囲気はやはり実際に訪れていないと分からないと思います。
最後に
受験プロセスには正解は無く、アドミッションのプロセスはブラックボックスのように思えて、準備作業の端々で虚無感に襲われることもあるかも知れませんが、高い目標を持ち続けることだけは常に忘れず、そのためにすべきことを少しづつやっていくことしか出来ないと思います。皆さんそれぞれが悔いなく準備を進められますことを祈念しております。
体験記 (8)
項目 | プロフィール |
---|---|
コース | MBA |
性別 | 男性 |
年齢 | 29歳 (2016年9月現在) |
学歴 | 工学部(院) |
職歴 | 日系証券会社 5年 |
はじめに
スローンに興味を持って頂きありがとうございます。いま振り返ると改善点ばかり目立つ受験準備でお恥ずかしい限りです。至らない点含め、皆様の留学準備の参考になりますと幸いです。
Why MBA?
徐々に海外案件へのエクスポージャーが増えていく中で、思い通りに貢献できない思いをすることが増えていきました。そこで、グローバルな環境でのチームワーク経験を磨きたいなと思い、MBAを目指すようになりました。
Why Sloan?
単純に大学時代からのドリームスクールだったというのがありますが、主な理由は以下の3点です。
* アクションラーニング:”理論と実践”とあるように、豊富なAction Learningの機会。
* テック:世界一のエンジニアリングスクールとコラボ。
* ボストン:他の大学も多くネットワーキングや大学生活に専念できる環境。
受験スケジュール
2015年1月:社費の合格通知を受取り勉強を開始
2015年2月:TOEFLを初受験(87)、TOEFLと長く付き合うことに目頭を熱くする
2015年5月:TOEFL(103)終了
2015年7月:渡航直前にGMATの初受験(700)、
2015年8月:出張で1ヶ月国外へ(GMAT教材は持参)
2015年9月:GMATにリベンジ(720)→エッセイに移行
2015年10月:推薦状について上司に相談
2016年1月:アプリケーションを提出
2016年2月:出張にくっつけてキャンパスビジットを実施、スーツケースの異常な大きさをお客さんからご指摘頂く
2016年3月:MITの面接
2016年4月4日:MITから合格通知
TOEFL
GW明けに103点(R27, L27, S22, W27)が取れたため、Toefl勉強は止めて業務やGMATに軸足を移しました。不十分だというご指摘を色々と頂いたものの、MITはTOEFLが不要なので、不十分だとは思いながらも上記の点数で良しとしました。
[Reading]
主に単語対策に重点を置きました。市販の英単語3800を単語帳アプリ(Anki)に入れてちょっとした空き時間には常に使用しました。覚えるに越したことはないので無理がない範囲でRank4まで覚えるようにしました。
その他は、空いた時間で市販の教材(韓国や中国の教材が良かったです)を利用して多読をしました。
[Listening]
1番苦労したパートです。以下の教材を使いシャドーイングで勉強しました。
◾教材
Web Toefl、韓国本(Hackers TOEFL Listening 3rd iBT Edition David Cho)、TPOソフト
韓国本は、実際の傾向に近い問題を多く解くことができるので非常に有用でした。
[Speaking]
E4TGに4月と5月の2ヶ月行きました。ただ振り返ると1ヶ月で十分だったと思います。
[Writing]
以下の教材を利用してLに次いで注力致しました。ただIntegratedについては、Listeningがネックだったので、Writing自体の練習はあまりしませんでした。
◾教材
韓国本(Usher Writing)、AGOS Writing Online添削
GMAT
8月は仕事で国外にいることになってしまったため、7月末に受験し、9月にGMATを再受験しスコアを揃えるという計画で走りました。運良く初回で700 点(Q50, V34)を超えたのですが、帰国直後に受けた9月初旬は点数が悪く(反射的にスコアキャンセルしたため覚えてません)、再度9月下旬に受験し720点(Q50, V37, AWA5.5, IR7)で終えました。最後の受験直前にAdmissionと話した際に、なぜ再受験するのかと聞かれ、スコアが上がる自信があるからという誰得な発言をしてしまったため、Verbalの終盤は緊張で涙しました。
[Quantitative]
7月中旬にマスアカを3、4日で目を通しました。問題を解くというよりは単語を覚えることに主眼を置いて行いました。
[Verbal]
AGOSのVerbalオンラインコース教材→YES(SC)→OG/GMAT Prepという流れで対策をしました。
3度目の受験前は、ちょっとした空き時間にも勉強できるように、GMAT Clubというアプリを使い、難易度の高い問題のみに触れるようにしました。
[AWA]
初回受験時は時間がなくテンプレートを覚えて問題傾向を見ただけでしたが、9月の受験前は時間に余裕があったため問題をAGOSのAWAオンライン添削を数回利用しました。
[IR]
初回受験時は時間がなかったのでGMAT Prepで解いただけでした。9月の受験前には余裕があったためGMAT Prepで試験問題を追加購入して問題に慣れるようにしました。
Essay
9月中旬から作成に取り組みました。質問内容が汎用性のある学校から順番に取組み、適時コメントをやり取りするという形で行い、12月にはほぼ完成しました。その後、年末年始で職場のMBAホルダーの先輩方に添削をして頂くことができましたので、頂いたフィードバックを踏まえて修正しました。ただ今思えば、時間をかけ過ぎたかと思うので1stで提出しても良かったと感じています。
Interview
1月末からカウンセラーと面接対策を始めました。3月の面接まで時間があったためカウンセラー以外とも話してみようと思い、マシューとSkypeで面接練習を行い、エドとも面接練習をしました。Behavioural Questionについて、幾つか聞かれたものの対策していたのでほぼ大丈夫だったのですが、自分の学生時代に面接官の方が興味を持って頂き、準備してないところでBehaviourを掘り下げられたのは少し痛かったです。
その他
その他では、受験生同士のネットワーキングもポイントかと思います。幸運にも自分は社内外・公私とも留学経験者の方々に恵まれており大変親身にサポート頂いたため積極的に動きませんでしたが、逆にそれがなかったら厳しかったと思います。
最後に
大変つらい受験期間でしたが、家族、友人、同僚・上司、卒業生のご助力のおかげで何とか今があります。大変だとは思いますが、あまり振り返らず前を見て頑張ってください!応援しています!